以前に模試の直し方の記事を書きました。
この模試の直し、なる早がもちろんいいわけですが、前職の頃から結構「やってません」「忘れました」との声を聞いていたんですよね。強制的な仕組みにしたりもしたんですが、やはりここは能動的に動いて欲しいところでもあります。
というわけで、今日は「なぜ模試の直しを早くやるといいのか」について書いてみます。逆説的に、模試を早く直す子は成績が上がるという仮説を立てて説明していきましょう。長々書くのもあれですから、3つに絞ってあります。
題して、「模試をすぐ直す子が成績を上げやすい3つの理由」。
自分の出した答えが気になっているから
いわゆる「意識が高い」というやつです。
能動的に、自己採点をして解説を見て直しができるということは、自分の解答に興味を持っている証拠。
その「興味」が持つ力は先日の記事でも説明していますね。つまり、興味を持ったことは頭に入りやすいってことです。
その姿勢こそが、模試を早く直す人が成長しやすい理由ではないでしょうか。それはやらされ勉強じゃ手に入らないよね。
最初からある程度自信があるから
こんな理由も考えられるでしょう。
何においても、「早く結果が知りたい」と思う人って、そこそこ自信がある人ですよね。自分が苦手なものや嫌いなものって人は避けようとするもんね。「全然わかんなかった」って模試をわざわざ積極的に直せるのはよほど強い人でしょう。
ですから、やっぱり模試を受ける前にある程度良い勝負ができる実力は身につけておきたいですよね。模試を受けることや受けた後のことだけではなくて、日々のコツコツが大事ってことです。
ある程度の自信と誇りを持って模試に臨み、そこからまた一つ高みへいくための成長切符を受け取りましょう。
自分の課題に早く気付けるから
直しを早くするということは、自分の課題に早く気付けるということです。
「ああ、普通の計算と方程式の違いが分かってなかったな」「単語がやばい」「地理の時差の計算がわからない」などなど、テストと採点をしてみると自分ができていない部分がはっきりしますよね。何となく理解していたけれどテストじゃ通用しなかった部分などもわかります。
そこが自身の成長チャンスポイントです。課題発見ができれば、あとはその課題を解決するだけ。ビジネスでも勉強でも怖いのは課題が何だかわからない時で、課題がわかってしまえば対処策が考えられます。
課題は、針みたいなもの。自分に向けられたそれを見つけるのは辛いし怖いし苦しいけれど、本当に怖いのは自分の課題が何だかわからない時だから、恐れず積極的に見つけに行こう。課題がわかってしまえば、対処策が考えられる。課題は、指針になる。
だからこそ、なる早でね。
以上、3つの理由をご紹介しました。ね、早くやった方が得でしょ。怒られながらやらされながらやるなんて最悪でしょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
大変なのはわかってるよ。だけど、必ず自分のためになるよ。
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