たまには塾ブログらしい真面目な記事も書かなくては!!
そんな使命に燃えた今回のテーマは「選挙」です。
「選挙」は私たち国民にとって、大切な「選択」の機会。
未来を見据えた、戦い。
素敵で素晴らしい選挙にするために、
本日は選挙の仕組みを知りましょう。
選挙権が「満18歳以上」に引き下げられたり、
参議院選挙、東京都知事選挙など、
日々のニュースで選挙の話題がない日はないぐらい、
盛り上がってますね。
周りが騒ぎ出したぐらいがちょうどいい勉強の機会!
さぁ、もう知っている人は読み飛ばし可で、
簡単な選挙の仕組みについて説明していきましょう。
さて、まずは「満18歳に引き下げられた」選挙権。
選挙権とは、選挙で人を選べる権利のことです。
引き下げて大丈夫なの!?18歳なんてまだ子どもでしょ!?という声もあるようですが、
実は海外では「18歳以上」が主流なんです。
国立国会図書館の調査(平成26年)では世界の191の国・地域のうち、9割近くが日本の衆議院に当たる下院の選挙権年齢を「18歳以上」と定めています。例えば、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアでも18歳以上となっております。
今回の日本の選挙権年齢の引き下げによって、
ますます若い世代が政治に関心をもち、
積極的に政治に参加することが期待されています。
頑張れ、若い世代!自分のその手で未来を選べ!
といっても、選挙ってやっぱり堅苦しくて難しいイメージがありますよね。
もっとオシャレに、格好良く、わかりやすく出来ないものかなとも思いますが、
だからといって知らないままで居るのは良くありません。
今回は今話題の「参院選」の仕組みをみてみましょう。
細かい数字は受験生でなければ覚えなくてもいいです。
変わっていくものもあるでしょう。
日本プロ野球に「セ・リーグ」と「パ・リーグ」があるように、
国会には「衆議院」と「参議院」があり、
日々、各チーム(政党)や個々人がしのぎを削っているのです。
ええ、ええ。たとえがわかりにくければ無視しましょう。
参議院は3年毎に半分を選び直します。それが今回。
(半分ずつだから総選挙とは言わずに通常選挙と呼びます)
選び方は「選挙区選挙」「比例代表選挙」の二種類があり、
私たちは一人2票を投票します。
「選挙区選挙」は、都道府県別で行われます。
選挙で選ばれる人数は、
東京が5人、神奈川が3人のように、場所によって定数が変わります。
個人戦!わかりやすいですね。候補者名を投票して勝敗が決まります。
「比例代表選挙」は、
どこかの政党に属していないと立候補できない選挙です。
その政党ごとにリストがあり、
投票数に応じて選ばれる人数と個人が変わります。
ちょっとややこしいので、詳しい説明を載せておきますね。
参院選にはなぜタレント議員が多いのか。その秘密がここに!
(ここからしばらく比例代表選挙の説明です)
政党の獲得票数は、
「政党名が書かれた票数」+「その政党の名簿にのっている候補者名が書かれた票数」
となるので、その合計に応じて議席数が配分されます。
そして、配分された議席の枠は個人名の得票数が多い順に決まります。
全国的に名前の知られているタレント候補がある党から比例代表で立候補すれば、
その人の名前を書いて投票する人は増え、
それらは全て各党の獲得票数としてカウントされる。
これが、参議院にタレント議員が多い理由です。
さて、長くなってしまいましたね。
また、参議院と衆議院で選挙の仕組みは違います。面倒臭いですね。
衆院選が近づいた暁には、是非そちらの説明もしたいですね。
さぁ、いかがでしたでしょうか。
選挙の仕組み、ちょっとだけわかりましたか?
ただ、個人的な気持ちを書かせてもらえれば、
「何にも知らなくてもとりあえず行ってみればいいんじゃない?選挙」
と思っています。
大事なのは仕組みを知っているってことじゃなく、
参加するかどうかです。
せっかく選挙権を手に入れたなら、
何が何だかわからなくてもとりあえず行ってみましょう。
「ちゃんと勉強しないとダメだぞ」
「きっちり知ってから選挙に行くべきだ」
そんな声は一旦無視しましょう。
面倒臭いけど、よくわかんないけど、行ってみて、
感じるものやわかること、考えることがあるはずです。
そう、選挙は参加することに意義があるのです。
でも、どうせ参加しても意味ないし。
たかが自分の持ってる票で世界は変わりっこないし。
ちっぽけな力じゃ無意味だし。
なんて思っているあなたに朗報?です。
前回の衆院選の結果です。
もしかしたら、
あなたのその小さな力が、
未来を変えるかもしれない。
選択を。
あなたの世界をハッピーにするのは、いつだってあなたですよ。
本日もHOMEにお越し頂き誠にありがとうございます。
いつかみんなが「行きたい!」ってなる選挙、やらないかなぁ。
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