「ちょっと先に動くこと」は大切だ。
僕は野球部だった。そんなに上手ではなかったけれど、守備は嫌いじゃなかった。そんな守備について、小学校の頃、地元の少年野球チームの先輩に言われた言葉を今も覚えている。「打者が打つちょっと前に動いておくと守りやすい」。
これは実際にプロの選手でもやっていることで、本当に動くその一瞬前にあえて体を動かしておくのがいいそう。一歩踏み出したり、姿勢を変えたり。それによって、スムーズに動けるらしい。
そんなことをふと思い出したのは、車に乗っている時だ。
前の車が右折待ちしていた。少し間が空いて、「今曲がるぜ!」という時、止まっていたその車は動き出しが遅くて、右折に時間がかかり、結局その間を詰めてきた対向車にクラクションを鳴らされていた。
焦って行かなくてもよかったのにとは思ったけれど、行くならそれなりの準備は必要だったな。なんて風に完全に他人事でその出来事を俯瞰していた時に、ふと上記の内容を思い出したのだ。
ここからはいつも通りの流れである。
これって勉強でも同じことだ。
なんでも最初にパワーがかかる。始めてしまえば、あの勉強ですら意外と続く。だからこそ、始まりを楽にしてあげること。そのために、ちょっと先に動いておくこと。
今日やるページを開いておいたり、文房具をセットしておいたり、頭の中で何をやるかを決めておいたり、とにかくすぐ動き出せる態勢を整えておくこと。
ちょっと先に動けば、だいぶ先に行けるかもしれないしね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
差とはいつの間にか広がったり縮んだりしているものだから。
0コメント