以前、塾外生カウンセリングを受けた方から、連絡が来ました。
そのカウンセリングの際の相談は、大まかに言うと「塾へ入ったのに点数が下がってしまった」という内容でした。その面談では「そういう場合もありますよ」という話を細かくし、今回ちゃんと結果が出たとの報告でした。
では、なぜ塾へ通い始めるとテストの点数が下がることがあるのでしょう。
端的に言ってしまえば、「見える世界が変わるから」です。
塾へ通うと、今まで気にしてこなかった部分まで見えるようになります。意識するポイント、ノートの使い方、文法の考え方、計算方法、思考の仕方…などなど。中には長期的に見たら得になることでも、短期的に見たら「面倒臭い」みたいなことはよくあります。だから、一時的に情報過多になってしまい、テストの点数が下がることがあるのです。
例えるなら、今まで気にもしていなかったことが、知った途端に気になり出した、みたいなものでしょうか。その瞬間は少し大変さが増しますが、長い目で見たら知っておいて良かったとなるわけです。原理原則を理解した上で積み重ねる勉強は強いですからね。
面談の際にも、そんなお話を、お子様の状況に併せてより具体的にさせていただきました。ちゃんと積み重なってきたようでよかったです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
高くジャンプするための屈伸ってやつかな。
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