「併願先の私立高校が延納措置をしてくれるかどうか」について質問受けましたので、昨年の記事をリライトして載せておきたいと思います。ご承知の方もいるかと思いますが参考までに。
福祉子どもみらい局子どもみらい部私学振興課のページで詳しいデータが確認できます。
そもそも「延納措置」とは、その私立校を併願(他を第一志望)した際に、入学金などを待ってくれる仕組みのことです。
公立高校第一志望、併願(滑り止め)で私立高校受験というパターンが多い神奈川県では、この仕組みは非常に重要です。併願私立高校の多くが2月10日受験日で、11日か12日には合格を発表します。つまり、2月14日の公立高校受検を前に、私立高校の合否がわかるわけです。
神奈川県のシステムの場合、「滑り止め」で受験する私立高校に落ちることはそうそうありません。 公立よりも先に合格が決まった私立では、その後の手続きをしなければならないのですが、その際にかかるお金を公立高校の合否発表後まで全額もしくは一部延納してくれるよ、というのが本日のテーマとなる制度になります。
詳しい私立高校の入試の仕組みについてはこちらの記事をご覧ください。
それでは中身を見ていきましょう。
入学金全納待ってくれる私立高校
入学金納入を待ってくれる高校は以下の41校です。
- 白鵬女子高
- 聖ヨゼフ学園高
- 橘学苑高
- 鶴見大学附属高
- 法政大学国際高
- 横浜創英高
- 捜真女学校高等学部
- 横浜清風高
- 横浜学園高
- 関東学院六浦高
- 横浜高
- 横浜創学館高
- 英理女子学院高
- 武相高
- 横浜商科大学高
- 横浜富士見丘学園高
- 横浜翠陵高
- 横浜隼人高
- 大西学園高
- 法政大学第二高
- 相模女子大学高等部
- 相模原高
- 湘南学院高
- 三浦学苑高
- 緑ヶ丘女子高
- 横須賀学院高
- 北鎌倉女子学園高
- 鎌倉女子大学高等部
- 鵠沼高
- 湘南工科大学附属高
- 藤嶺学園藤沢高
- 藤沢翔陵高
- 旭丘高
- 相洋高
- アレセイア湘南高
- 聖和学院高
- 柏木学園高
- 聖セシリア女子高
- 向上高
- 立花学園高
- 函嶺白百合学園高
一部待ってくれる私立高校(延納割合)
次に、入学金の納入を一部待ってくれる高校を見ていきましょう。()内は延納の割合です。
- 日本大学高(56.5)
- 星槎高(76.2)
- 桐蔭学園高(75.0)
- 桐光学園高(54.5)
- 麻布大学附属高(77.3)
- 東海大学付属相模高(70.0)
- 平塚学園高(65.0)
- 鎌倉学園高(40.0)
- 日本大学藤沢高(34.8)
延納しない私立高校(山手と中大付属は公立併願積極実施)
最後に延納がない高校です。
- 慶應義塾高
- 山手学院高
- 中央大学附属横浜高
- 日本女子大学附属高
- 慶應義塾湘南藤沢高等部
こう見ると、やはり大学付属校や人気校は強気な印象ですね。
あ、最後に一つだけ。これは来年度受験の子達にも言えることですが、併願校選びといえども、ぜひ一度は高校を訪れてみましょう。説明会などではなく、放課後やお休みの日などに近くまで見学に行ってみると、素の先輩たちの姿を見ることができるかもしれませんよ。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
どこに何があるか知ることは大事。
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