中学生「漢文の読む順番」対策問題プリント。レ点や一二点の意味をわかりやすく解説します。


中学生で初めて漢文に触れる子も多いと思います。


今日はそんな子達に向けて、漢文の読み方を(特に読む順番に集中して)説明していきたいと思います。



漢文とは



漢文は、古代中国で使われていた文語文(書くための言葉)です。古代の中国語ってことですね。


ちなみに「漢文」というのは日本における呼び名だそうで、中国では「古文」などと呼ばれているみたいです。


当時の中国は文化的に進んだ国だったので、そこで使われていたこの言葉も、日本はもちろん、ベトナムや韓国といった東アジアの国々に広がっていきました。


日本でも、「漢文?なんだか知的じゃん!ハイセンスじゃん!カッケー!」みたいな感じで流行ったそうです。江戸時代には「漢文を書けることが知識人の証」と言われていたんだとか。今の英語みたいな感じですかね。


漢詩の超有名人といえば、「詩聖」杜甫や「詩仙」李白が挙げられます。異名が厨二病心をくすぐられる、唐の時代のトップ詩人です。今でいう米津玄師とかあいみょんみたいな感じですかね。杜甫は「国破れて山河あり」で有名な『春望』(松尾芭蕉の奥の細道でも引用されています)が代表作ですね。


ちなみに、唐って西暦650年ぐらいの国ですよ。そんな昔から使われていた言葉が今も残っているってすごいことですよね。


そんなかつてナウかった(これは死語)漢文をより深く理解するためにも、漢文の3つの種類を把握しておきましょう。それが以下の3つ。


  1. 白文…古代中国語ままの漢文。
  2. 訓読文…白文に訓点(返り点やふりがなやオクリガナなど)をつけた漢文。
  3. 書き下し文…漢文を漢字仮名交じりにした文。


中学で学ぶのは、2と3になります。では、今日の本題である返り点について見ていきましょう。



返り点の種類



ここで漢文読む順番プリントの登場です。四角には本当は漢字が入っていると思って下さい。


漢文読む順番プリントの四角の左下に、「レ」や「一」や「上」などのマークがありますよね。これが返り点です。


返り点は、その種類によって読むときのルールが変わってきます。主な返り点を見ていきましょう。あとでも詳しく説明しますが、その効果も書いておきます。


  • レ…レ点。下を読んでから読む。
  • 一二点…一を読んだら、ジャンプして二(三、四)を読む。
  • 上下点…上を読んだら、ジャンプして下(中)を読む。
  • 甲乙点…甲を読んだら、ジャンプして乙を読む。


パズルみたいな感じですね。では早速問題を解いてみましょう。



問題演習



今から、上の漢文読む順番プリントに読む順番に数字を書き入れてみましょう。読むときに使うルールは以下の2つ。


  1. 漢文は基本は上から読みます。
  2. 左下に返り点がついている場合は、その効果に合わせた読み方をします。


それでは早速やってみましょう。自分なりに解いたのちに下記を読み進めてみて下さい。間違えていいからね。チャレンジすることが大事です。


書き方の例はこんな感じね。


それでは、下記に答えを載せておきます。少し間を開けておきますね。




漢文の読み方答え



それでは答えの発表といきましょう。一気にいきます。



どうでしたでしょうか。以上が漢文プリントの答えになります。


レ点があったらちゃんとしたから読んでますか?二点には一点を読んだのちにジャンプしてますか?縦線でくっついているのはちゃんとセットで読めていますか?


「余裕だよ」という方は、応用問題にもチャレンジしてみましょう。全部読めれば漢文読む順番マスターです。おめでとうございます。


漢詩の単元では他にも「置き字(置いてあるけど読まない字)」や「押韻(ラップみたいに韻を踏むこと)」、「形式(五言絶句(4行)や七言律詩(8行))」などのルールを学びます。それについてはまたいずれ機会があれば説明していきましょう。


時代を超えて、今もなお語り継がれる古代からのメッセージ、漢文。折角だから読み解いて、当時の素晴らしい言葉や考えに触れてみましょう。


なお、最近の国語プリントはこちら!小説文の感情読解が苦手な方は是非ご活用ください。


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応用問題の答えはこちら。

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勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。