本日は、勉強が苦手な子や今まで勉強を全然してこなかった子が、テスト勉強をするときの注意点について書いていきたいと思います。
わかりやすいように、勉強を「広く浅い勉強」と「狭く深い勉強」に分けて説明していきましょう。
勉強が苦手な子がテスト前にやりがちなのは、「広く浅い勉強」です。テスト範囲を薄く満遍なくやるイメージですね。ただ、浅い勉強ですから、それは得点にはつながりにくいです。図にするとこんな感じです。赤いボーダーを超える理解度だと点数になるとしましょう。
例を出すならば、広く浅い勉強だと「バットでボールを打つスポーツは?」に対しての「野球」という答えだけ覚えているので、「9回制で9人同士で3アウトチェンジでやるスポーツは?」や「有名な選手としては大谷やイチローなどの選手名が挙がるスポーツは?」と訊かれると太刀打ちできないわけです。これだとなかなかテストの得点も安定しません。
逆に、狭く深くはどうなるんでしょう。図を見てみましょう。
穴は多いですが、集中したところでは点が取れていますね。
今日言いたいのはまさにここです。この「やったらできた」という経験が、特に勉強に自信がない子にとっては大切なわけです。その経験は、今後の勉強生活において、前を向き困難に立ち向かう時の原動力になります。
怖いのは、浅く広く勉強した結果、テストで成果が出ないときに、「やっぱり私はできないんだ」となってしまうことです。多くの場合はそうじゃないです。量が足りていないか、やり方が悪いだけです。
ですから、勉強が苦手な子ほど、選択と集中をして、まず結果を出しましょう。総合得点は一旦置いておいて、とりあえず「やったらできた」を手に入れましょう。あとはその「やったらできた」を広げていくだけです。
やり方で、結果って大きく変わるんだから。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
エア勉強にも注意ね。
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