神奈川県高校入試の情報がどんどんと集まってきています。
学校で進路希望調査や三者面談をされている生徒も多いですね。
様々な情報が行き交うこの時期ですから、
もちろん、相談の件数も増えています。
ちょっと整理・備忘録として、記事を書いておきますね。
【大前提】
公立・私立問わず生徒が行きたい高校へ行くことが目的です。
そこで迷っている方用の記事です。誘導する目的は一切ありませんのであしからず。
中学受験をしていない多くの生徒にとって、
高校受験は初めて自分で自分の進路を決める大切な機会。
高校に入って人生終わり!ではありません。
通う3年間、そしてその先のことまで考えて、
素敵な高校生活を送れるよう、しっかり考えましょう。
それでは早速参りましょう!
【公立 or 私立を決める】
神奈川県高校入試を受験する生徒の多くは、
第一希望「公立」、併願で「私立(すべり止め)」という受験の仕方をします。
本人の希望やコスト的な問題、家庭の事情など、理由は様々ですが、
この流れはしばらく変わることはないでしょう。
(以前に比べて私立第一希望が増えてきてはいます)
公立がテスト重視なのに比べて、
私立は完全に内申点重視です。
私立専願にした子がよく「逃げた」などと言われることがありますが、
行きたい学校に「自分が頑張ってきた証」である内申点を利用して合格するのは、
決して、逃げではありません。胸を張って選択し、合格しましょう。
ただ、公立高校受験が、
生徒たちにとって、人生の中での大きな壁になることは間違いありません。
しかも、初めての。
そこでもがき苦しみ、成長することが、
今後の人生において、とっても大切な経験になるのは言うまでもありません。
受験勉強の中で、「勉強の楽しみ」に気付く者だって居ます。
公立高校受験のリスクは、一発勝負で合否が決まることですが、
事前に模試を活用することで最低限に抑えられるでしょう。
それでも、一発勝負の怖さは付き纏います。
「公立のレベル下げようかな…」と悩む生徒も必ず居ます。
そこでのオススメの考え方は以下に記しておきますね。
最後に、学校の進路指導について。
塾業界ではよく、
「学校の先生は二段階下をオススメする」と言われます。
真偽の程は不明ですが、
「行きたい高校、学校の先生には無理だと言われた…」と悩む方が居たら、
塾でも相談してみましょう。確かなことがわかれば、
次の道も決めやすいですよね。
公立か、私立か。
コストなどの家庭の事情がなければ、
やはり決めるのは生徒本人の気持ちを尊重するのがベストです。
「3年間ここに通いたい!」と納得して志望校が決められれば、
入った高校がたとえ想像通りの雰囲気ではなくても、
言い訳無く、ある種の覚悟を持って高校生活が送れます。
自分で決める事、それが進路選択では重要なのです。
【公立の選び方】
この記事の通り、何校か見学して、納得して選べる公立高校を見つけたけれど、
レベル(自分の内申やテストの点数)が足りない…
成績が出た後の志望校の悩みは、こういったものが多いです。
内申が足りない…という場合は、
二次選考も踏まえて、
チャレンジするのか、志望校を変えるのか、熟考しましょう。
この判断は塾の先生と相談するのがベストかもしれません。
内申は足りているけれどテストの点数が足りない…という場合は、
今(11月下旬)はまだまだテストの点数が上げられる時期という点を考慮の上、
ここから、志望校に合った適切なカリキュラムで勉強を出来るのかどうか、
チェックしましょう。自力で難しいのであれば、大人を使って。
公立高校は、
最悪は、倍率が出た後の志願変更が可能です。
ちょっと手続きは面倒だけど、模試などで最後の最後まで点数が上がらない場合、
そこで志望校を変えるというのも一つの選択肢ではあります。
あと、今のうちから志望校の面接はチェックしておきましょう。
聞かれる内容、点差がつくのかつかないのか、形式など、
これらの情報は前もってほとんどが把握できます。
情報を制すものが受験を制す、とまでは言いませんが、
有利になることは間違いありません。
勉強に集中できるように、
モヤモヤはどんどん出てきた瞬間になくしておきましょう。
あなたがすべきは迷うことではなくて、勉強や志望校への準備。
そういう時期なのです。
【私立の選び方】
内申点重視の入試が行われる私立ですが、
オープン入試というテストだけの入試を実施している学校も一部あります。
育伸社さんのデータをここに載せておきますが、
詳しいことは説明会や電話で学校に問い合わせるか、塾で聞きましょう。
推薦や書類選考、専願・併願・単願・一般など受験方法や名前は色々ありますが、
公立よりも基準が細かく設定されているのが私立のわかりやすい部分です。
オープン入試はいわば奥の手。併願や公立入試も併せて受けられるので、
内申が足りなかったけど行きたい私立がある方は、活用しましょう。
さぁ、今回も長くなってしまいました。
受験生の皆さんが、どうか納得いく受験を迎えられますように。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
個別の質問は、ぜひ塾でね。
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