「やる気で勉強しないように」とよく言います。やる気は上がれば下がるから、続けることには不向きです。それよりも仕組みや習慣で勉強し続ける方が楽です。
しかし、そんな習慣や仕組みを作る際に、最低限のやる気やモチベーションが必要になってくるのもまた事実です。「やろう」って思わないと、やるための仕組みって作れないですもんね。
勉強嫌いの子どもを相手に、勉強に対して「その気にさせる」のは困難なことです。「勉強しなさい」が無意味なことはわかりますよね。基本的には「人を変える」というのは難しいものです。自分の子どもでさえそれは一緒です。
勉強への意識の話をすれば、ほとんどは受験が近づくにつれ、自然と変わってくることが多いでしょう。そうなるとタイミングは大体3年生の夏以降になります。1年生や2年生の間は保護者の方にとっては我慢の期間かもしれません。
それをもっと早めたいと思うなら、あなたは「人を変える」ことの難しさに直面することでしょう。
では、どうすればいいのか。答えは簡単です。
「自分が変わる」のです。子どもが能動的な姿勢を持てるように、あの手この手、自分がどんどん変わっていくのです。子どもがゲームしている横で、勉強してみるのもいいですね。
過去と他人は変えられない。でも、自分と未来は変えられるという言葉があります。自分はいつからでもいくらでも変えられます。大人だって、まだまだチャンスですよ。
第三者の手を借りるのもいいです。ちょうどいい距離感の大人と接することは、姿勢を変えるチャンスになります。もちろん誰かの力を借りたとしてもそんなに容易く変わりはしないのですが、保護者の方も目的が同じ仲間がいるだけで少し楽になれるかもしれません。自分が疲れてしまうようなら、任せるというのも手です。
最後に、改めて大切なことをおさらいしておきましょう。お家で子どもをその気にさせたいのなら、何をすればいいのか。
一緒にニュースを見たり、クイズ番組を見たり、何かにチャレンジしたり、頑張っている姿を見せたり、変えるのはまずは自分の行動から。また、注意するときにだけ構うのは、その行動を助長してしまう悪手です。成功体験や褒めるときになるべく多めにコミュニケーションをとれるといいですね。
人ではなく、自分が変わる。結局その方が楽チンです。コントロールできないことで悩むのはやめましょう。子どもは子どもで、自分の人生を生きているのですから。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
そんなことを僕も気をつけています。
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