今回もほんのちょこっとだけ内容に関してのお話をさせていただいたので、貴重な初回限定分を頂戴することができました。ありがとうございます。
ゴールドの表紙が美しい。並べて置いてみると壮観ですね。ブログでもご紹介されていた「縦ライン」が効いているのがわかります。
早速読書。
さすが國立先生。「こんなのどうやってまとめるの?」と感じていた全国バラバラの高校入試について、要点がまとめられていて、かつわかりやすく丁寧にその方法論が記載されています。最後にある全国データも面白いですね。
具体的な行動の描写では、偏差値や能力にとらわれず「やるという意志さえあれば必ずできることを!」という先生の信念も感じられます。いつ何をどうやってやるかがわかりやすいんですよね。
レベル別になっているので、自分が何をすべきか一目瞭然なのもいいです。また、時系列順の章立てなので、自分の今いる場所から読み進めることができますね。
口頭での伝達だと基本的には自分のレベルの内容しかわかりませんが、本だと他のレベル帯の子が何をしているのかもわかるので、弱い科目の補強の際や、今のレベルは違うけどこれからレベルを上げたいという際にもずっと使える情報源になっていますね。本っていいなぁ。
教室の本棚の目立つところに飾って、子ども達の手が伸びるのを待ち受けようと思います。ただ、大体こういう本は本当に読んでほしい子には届かなかったりするので、そんな子にはこちらが上手に勧めます。もちろん、一家に一冊あってもいいですね。
あ!一点だけ注意点を無理やり挙げるとすれば、文中にも数回名前が上がっている「全国高校入試問題正解」通称「電話帳」や「過去問」の今年の使い方でしょう。
最新の電話帳は、今年度(2021年1,2,3月)実施の入試問題を掲載しているため、県によってはコロナの影響もあって、範囲が削減されていたり、難易度が少し易しめになっていたりします。分野別や今までの年のものも併せて使えると、難易度感が掴みやすいかもしれません。
また、今年度は学習指導要領(中学教科書)改定の年でもあるため、まだどれほど新内容が入試に出題されるかはわかりませんが、過去問だけに頼った勉強では範囲を全て網羅できない可能性が高いです。そこだけ注意しておきましょうね。
今回の本にもオマケQRコードが健在です。本の中で紹介されているスケジュール表などがダウンロードできますので、存分に活用しましょう。
本を買って、読んで終わりではありません。むしろ、そこからがスタートです。やって不明点があれば本へ戻り、やって不明点があれば本へ戻り、そんな風に何度も何度も活用して、最強の味方にしましょうね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
「いいな!」という部分は積極的に音読させよう。
0コメント