学校のワークや問題集を解いていて、丸付けをした際に、間違った問題や正解しているけど怪しかった問題にはチェックをつけるようにという指導をしています。
あ、ちなみに間違えた答えの横に赤で答えを書いてよしとしている子も多いですが、それは今すぐやめた方がいいですね。エア勉強です。
今日はなぜ間違った問題にチェックをしていくのか、その理由を説明していきたいと思います。
間違った問題にチェックをする理由
まずは結論から申し上げましょう。
それは「繰り返すため」です。
繰り返しやる問題の目印が、チェックですね。
これをしておくことで、後々自分ができる問題の練習ではなく、できるかどうかわからない問題の練習に時間を使うことができます。
「テストで結果を出すためにはワークは3周繰り返してね」なんてよく言いますが、あれは全部の問題を繰り返すわけではありません。できる問題は一度でいいです。できるかどうかわからない問題だけ、何度も練習しましょう。
特に、テスト前にはそこに重点的に時間を使いたいですよね。その目印になるように、チェックをつけておくわけですね。
チェックをした問題というのは、一度本気で解き、自分自身が間違えたり難しいと感じたりした問題なので、一番の成長ポイントです。それをテスト前に集中的にできるって大きいんですよね。
たったチェックをつけておくだけで、いわば自分専用の最強の問題集が出来上がるわけです。やらない手はないでしょう。
そして、チェック自体も、ただただ何も考えずチェックするのではなくて、チェックをしながら「ああ、自分はこういう形式の問題苦手だからたくさん解こう」とか「計算のここをよく間違えるから注意だな」とか、常に成長を意識して行えるといいですね。
もちろん、自分の目標点数に応じて、チェックした問題の中でもやる問題とやらなくていい問題の仕分けが必要な場合もあります。やらなくていい問題は答えを写しても構わないと思います。その取捨選択は一人で無理であれば先生に相談してみてもいいですね。
ここまでのお話を踏まえると、実は最強の問題集って、すでにあなたは持っているんですね。
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どんなアイテムも使い方次第。
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