「知っている」が持っているパワーについて


先日、中学生に古典の授業をしていて気づいたことがありました。


問題の本文で出てきた「宇治拾遺物語」。鎌倉時代に書かれた超有名な説話集なのですが、タイトルの見た目難しそうで、古文を読む前から「きっとわからない」と気持ちで負けている子も多い印象でした。


そんな中、「こぶとりじいさん」や「わらしべ長者」の話をしました。実はこれら、その宇治拾遺物語の中で描かれているお話なんですよね。すると、各々少しだけ取り組む姿勢が変わったような印象を受けました。


例えば、「嫌いなもの」と「好きなもの」が結びついた時、「好きなもの」に流されて、「嫌いなもの」がちょっと好きになった経験ってありませんか。ない方は華麗なスルーをお決めください。


「知らない」と「知っている」にも、それに近い効果があるんじゃないかなと個人的に思っています。


「知らない」に、「知っている」を足してあげる。そうすると、にょきにょきと興味の芽が生えてくる。


だからその為に、知る勇気を持って、どんどん新しいことを知っていかなくちゃね。


「知っている」ことを増やして、興味の引っ掛かりポイントをなるべく確保しておくって大事なことというお話でした。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

「こぶとりじいさん」って、ちょっと太ったおじいさんのことじゃないからね。






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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。