高校から出た課題を進める新高校1年生。
頑張っています。撮影協力ありがとう。
「頑張ってる感出しといて!」と本人は言っておりましたが、
受験の終わった3月、「高校でクラストップ」を目指して頑張るその姿からは、
自然に頑張る感が出ていますよ。引き続き、ファイトです!
以前、このブログにもこんな資料を載せて「高校生の注意点」を記しました。
今日は改めて、少しくだけた感じで再度「高校一年生」の大切さを説明しますね。
さぁ、今や高校生の半分以上が大学へ進学する時代。
そして、そのうちの半分が「推薦」で大学へと入学します。
その「推薦」に関わる成績は、
一年生の頭〜三年生の夏までの平均の数値(評定平均と呼ぶ。5段階)で表されます。
三年生の…夏まで…だと!?
そうなんです、「三年生になってから頑張ろう!」は高校生では物理的に通用しないのです。
「推薦」を狙うのであれば、
その中でも一番安心して受験できる「指定校推薦」がオススメです。
各学校の「指定校リスト」を早めに確認し、行きたい大学や学部・学科を確認したら、
受験資格の評定平均を確認しましょう。「3.7以上」や「4.0以上」など表記があると思いますが、
評定平均を4.5以上にしておけば、選択肢がけっこうあると思います。目標は、4.5以上。
となると、各科目の成績でとれるのは、
4か5になりますね。3をとると平均が一気に下がってしまいます。
「えー!そんなの無理」と思うなかれ。
実は高校は中学に比べて内申が取りやすいのです。
同じ学力層の生徒が集まることはもちろん、一般受験には内申は関係ありませんから、
2年生ぐらいからは目に見えて学校の勉強に注力しない生徒も出てきます。
それはそれで残念なことですが、推薦を狙うあなたにとってはある意味チャンス。
先生にもよりますが、相対的に内申は取りやすくなりますね。
つまり、一番の頑張りどころは、高校一年生。
ここで「4.5」を取れていれば、「指定校推薦」を狙う上で申し分なしです。
そして特に、一番最初のテストに力を入れましょう。
え?なぜかって?
下記のお話を読んで想像してみて下さい(あくまで一例です)。
高校生で初めてのテスト。
あなたのテストの点数が70点。
前の席のA子さんは90点。あなたは「お、頭いい」と思う。
後ろの席のB子さんは30点。あなたは「お、この子よりはできる」と思う。
この最初の印象が大事。
例えば宿題を忘れて慌てて休み時間にやっている場合、
(できると思われている)A子さんがやっていると周りは「さすが!」と言う。
A子さんは気分良くできるし、
人の目があるのでなるべく「できる子」でいようとし頑張ろうとする。
(できないと思われている)B子さんがやっていると友達がやってきて、
「遊び行こうよ」と誘われ、結局宿題はできなくなる。
これが最初の印象の差。
そうやって、最初は同じ学力層だった子たちの、
学力(勉強量)にどんどん差ができていく。
たった最初のテストの印象一つで、
あなたの勉強ストーリーは変わっていくのだ。
いかがでしょうか?
ほとんどが初対面の高校生活のはじまりですから、
最初の印象というのが大事なんですね。
最初のテストは、難易度的にはそれほど高くないので、
ある意味チャンスです。
YDK(やればできる子)ではなくHDK(本当にできる子)の階段をのぼり始めるにはちょうどいい。
さぁ、チャンスを掴みにいきましょう!
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
一気に入れたものは一気に抜けていくから、受験生諸君、そこだけ注意ね。
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