まだ「不登校」が「登校拒否」という名前で、
今ほど周知されていなかった頃、
僕の知人が学校に行けなくなるということがありました。
当時「学校へ行くのは当たり前」という風潮は今よりずっと強くて、
きっと彼自身や親御さんはとっても不安だったろうと思います。
そんな中でも、彼が塾へは変わらずに通い続ける姿を見て、
僕は「塾ってすごいな」と思った記憶があります。
当時の僕はその彼に聞きました。
「なんで学校には行かないのに塾には行くの?」
彼は言いました。
「だって塾のが楽しくて、わかりやすいから」
別に塾がいいとか学校が悪いとかっていう話ではなくて、
僕はその時に子どもながらに思ったのです。
「誰もに必ず居場所がある」
この世の中には居心地のいい場所ばかりではないけれど、探せば、
自分にとって居心地のいい場所は必ず見つかる。
そして、大人になって世界が広がった今だからこそ、余計にそう思うのです。
多くの子どもたちに、そのことを知ってほしい。
人生ってさ、確かに悪いこともたくさんあるけれど、
そればっかりじゃないよ。良いことや素敵なこともそれ以上にたくさんあるよ。
少しの考え方の変化や工夫や、自分自身の頑張りで、
毎日がちょっぴり楽しくなるかもしれないし、
嬉しいことは増やせるかも。
きつく苦しい日々でも、暗闇に包まれたどん底のような毎日でも、
時や場所が変われば、必ず光は差す。
同じ場所で頑張ってもいいし、違う場所へ逃げてもいい。
闘い方や工夫の仕方はあちこちに転がってるし、
生き方だってさ、世界中には溢れているよ。
少し大袈裟かもしれないけれど、
そんな風なことを子どもたちに伝えたくて、
子どもたちが安心しながら目標達成を目指せる環境を作りたくて、
僕はみんなの「第二の家」になるような場所を作ろうと努力してきました。
今も、そしてきっとこれからもずっと現在進行形だとは思いますが、
日々日々少しずつでも、伝えられることが増えていけばいいな。
「子どもたち」とは、つまり「世界の未来」です。
子ども達がHAPPYなら、それがきっと一番の世界平和でしょう。
平和でキラキラした未来の世界が見たくて、目の前の生徒たちに全力投球することを続けるうちに、
それがあまりにも楽しくて、ちょっとした希望も出てきたのでした。
目の前に居る生徒にできること、伝えられることを、
同じようにとはいかないけれど、少しでも色んな場所に居る多くの生徒たちへ向けて、
そして同志や大人たちへ向けて、発信したい。
そんな想いから、このブログは誕生しました。
それに、書くうちに少しずつですが自分自身が成長していくのも、
なんとなく実感するのです(本当になんとなくだから嘘だったらどうしましょう)。
継続の力はすごいのです。
巡り巡って、目の前の生徒たちに還元できることも増えているはず。
僕がブログを続ける理由。そうです、
それはつまり、世界平和のためということです。
本当にためになっているかどうかは不明ですが、
今日も、明日も、変わらず更新し続けたいと思います。
ずっとずっと、世界が平和でありますように。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
あ、シェアも大歓迎ですよw本当、励みになります。
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