学校アンケートなるものを作ってみました。
生徒とのコミュニケーションがてら、情報収集がてらですが、
実際に書いてもらうと、好きな点や人気の先生の話題が絶えなくて、
なぜか僕らも少しだけ嬉しくなりますね。
格好良い大人が身近にいることが、きっと子どもたちにとって一番の教育だからね。
あ、そのブツはこちらに置いておきます。
生徒のみんなから学校の話を聞いているうちに、
ぼんやりと自分の中学校時代の記憶がよみがえってきました。
うちの中学校は変な所が前衛的で、当時からサークル制度があって、
僕は「会場お手伝いサークル」の一員として、
よく行事の時には放送室でさぼっていました仕事をしていました。
部活は野球部で、
学級新聞に載ったのをきっかけに文章を書くことが好きになって、
それなりの青春を過ごして、おしまい頃にやっとPHS(携帯電話みたいなやつ)を手に入れて、
新芽のようなちょっとした恋もして、下手なりに部活も頑張って、
下校途中には格好つけてポケットに手を入れて歩いたりもして、
気合を入れて臨んだ体育祭では勢いつきすぎた騎馬の上から吹っ飛んだりもして、
塾に通って、数学が得意科目で、ノートでイライラ棒作って遊んで、あっという間に3年は流れて、
卒業式の時にはたしかミスチルの口笛がかかってたっけなぁ。勘違いかな。
卒業の意味がまだよくわかっていなくて、泣きもせずぼけーっとしていた気がする。
それらは誰も知らない、誰も見ていない、たった僕だけの物語。
きっと嫌なこともたくさんあったんだろうけど、ほとんど忘れた。
楽しかったことはそれ以上にいっぱいあったんだろうけど、やっぱり忘れた。
だけど今もしっかり残っていることは、忘れないでいることは、
良いことも悪いことだって、それなりに大切ってことなんだろう。
いつか生徒のみんなにも、そんなもの達に気付く日がやって来るんだろうな。
少しだけ人生の先輩として、偉そうに言わせてもらえれば、
思い出は糧になる。良いことも悪いことも、今を楽しく強く生きる糧に。
君だけの物語を彩る粋な伏線に。
だからそんな思い出が目一杯に貯まるように、いつも今を精一杯過ごそうね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
二度とは戻れないからこそ、きっと大事なんだよね。
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