SOFTS(七里ガ浜・大船・藤沢西・鶴嶺・湘南台の各高校)の倍率推移を見て思うこと


先日倍率が発表されました。


今日はそれを踏まえてお送りする、勝手な感想記事です。受験生のみなさんは見る必要ありません。勉強に戻って、一点でも多く点数をもぎ取りましょう。あくまで趣味の記事です。


焦点を当てるのは、SOFTS(湘南地域の人気中堅校の頭文字をとった)のメンバーです。それでは早速数値を見ていきましょう。



SOFTSの倍率推移



改めて、SOFTSとは、七里ガ浜高校、大船高校、藤沢西高校、鶴嶺高校、湘南台高校の5校のことを指します。


上記の表は、その5校の近年の倍率変動の数値です。細かいので、じっくり見なくても大丈夫です。


先日の記事でもお伝えした通り、神奈川県の公立高校入試では大きく分けて5回、倍率と呼ばれるものが出ます。以下の通りです。


今日は、その中の「志願倍率」をピックアップして、5校を比較したいと思います。グラフよ、出てこい。



なんと言っても、今年一番の驚きは、湘南台高校の高倍率ですね。この高校は、湘南藤沢地域ではあるのですが、実は横浜からの流動が多いんですね。今回の倍率は、そこからの流動が多かったことと、藤沢地域からも「大船」「七里ガ浜」「藤沢西」から流れた層が多かったんじゃないかと予想します。交通の便やロケーションも良くて、割と馴染みやすい高校なんですよね。


でも、実は湘南台高校は2年前にも1.81という高倍率を叩き出しているのです。その時は志願変更を経て1.46まで落ち着きました。今回も1.5台ぐらいに落ち着くかもしれません。それでも高倍率は高倍率ですが。


ただ、見ての通り、湘南台高校は2019年度までは低倍率が続きました。「説明会が厳しい」とか、「地味」とか「説明会が厳しい」とか、当時色んな声が挙がっていました。当時、こんな記事も書いています。


それが今回の高倍率!個人的には好きな高校なので嬉しいですが、受験生はたまったものではないですね。ただ、これも前回の記事で述べた通り、高倍率によって七里や藤沢西からの志願変更は抑えられるんじゃないかと思っています。


他の高校も見ていきましょう。


大船高校は比較すると低倍率が続いておりますが、元々「刺さる人に刺さればいい系」の高校ですからね。山の上のロケーションで、真面目に静かに学びたいという方にはオススメの高校です。合格実績も悪くありません。今年も、志願変更で高倍率の鎌倉や茅ヶ崎北陵から流れてくるでしょう。


ロケーション日本一とも言われる七里ガ浜高校は変わらぬ人気。駅近で海近ですから、近隣の鎌倉高校と並んで青春偏差値高めですよね。ただ今回の倍率は七里的には落ち着いているので、志願変更で鎌倉高校から流れてくる子もいるかもしれません。


大船高校と七里ガ浜高校の比較記事はこちらはこちらをご覧ください。


藤沢西高校は軽い隔年現象(上がった次の年下がる。下がった次の年上がる)がありますが、人気をキープしています。新校舎の影響もありますが、学校自体の魅力もあるのでしょう。もしかしたらもう少し上がるかもしれません。


鶴嶺高校は厳しい状況ですね。湘南台高校などからの志願変更は大いにあり得るでしょう。国際色をもっと打ち出せると良いのですが。


各々の高校の倍率を見て、ざっとこんな感想を持ちました。


「志願変更どうしたらいいですか」という質問もいただきますが、「変えるのと変えないの、どちらが正解か」は誰にも分かりません。一番大切なことは、自分で決めることです。それができれば、もうそれがベストです。



本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

悔いのない選択を。それには、生徒本人が自分自身で決めることだよ。

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塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。