入試当日に志願者が減る場合はありますが、ほぼほぼこれで決定です。つまり、もうこれで倍率を気にする必要はなくなりました。受検生の皆様は、志望校の倍率を確認したら、勉強に戻って未来のために時間を使いましょう。
大好きな場所で、最新最強の大好きな自分に出会えるように、腕を磨いておきましょうね。
ここからは倍率についての個人的感想を綴っていきたいと思います。もはや趣味です。移動人数も昨年同様多かったですが、各校の動きは概ね志願者倍率が出た時点での予想通りでしたかね。
神奈川県公立高校倍率の確認(高倍率ピックアップ)
それでは全日制普通科と専門科、単位制を一気に見ていきましょう。
まずは、1.5倍を超えた高校を確認してみましょう。
高倍率の高校
全日制普通科(県立)
横浜翠嵐高校 2.25
多摩高校 1.78
横浜緑ケ丘高校 1.68
湘南台高校 1.67
希望ケ丘高校 1.54
鎌倉高校 1.53
横浜平沼高校 1.51
茅ヶ崎北陵高校 1.51
湘南高校 1.50
全日制普通科(横浜市立)
南高校 1.55(募集定員が38名)
専門学科
神奈川工業高校 デザイン科 2.00(募集定員が39名)
横浜商業高校 スポーツマネジメント科 1.51(募集定員が39名)
横浜商業高校 国際学科 1.66(募集定員が35名)
横浜サイエンスフロンティア高校 理数科 1.56
横浜国際高校 国際化国際バカロレアコース 2.10(募集定員が20名)
神奈川総合高校 舞台芸術科 1.67(募集定員が30名)
以下、確認した上での感想です。
神奈川県公立高校倍率の感想
全日制普通科は倍率順に並べてみましたが、すごいですね、学力向上進学重点校とエントリー校に囲まれて、湘南台高校が堂々の1.67倍。志願倍率から72人が移動しましたが、なおも高倍率です。
人気の理由を在校生にも聞いてみましたが、「湘南台駅便利だからじゃない？」としか返ってきませんでした。まぁ、元々立地も良くて、雰囲気も落ち着いていて、マーチングバンドも強くて、人気高校の要素は多く持っているんですよね。
湘南地域では、鶴嶺や深沢が増えていますから、そこに流れた子も多いのかな。もしくは、横浜方面からの流動も多い高校なので、そちら方面に分散した可能性も高いでしょう。
とにかく今年は湘南台の年と言っても過言ではないでしょう(過言)。倍率は高いですが、目標は昨年の合格者平均点でいいかと思います。
続いて、湘南地域のお話です。
湘南高校は1.5でも落ち着いた印象ですが、「倍率が高いということはそれだけ入学が叶わない子が出てしまうということだから、別に高くなくていい」と昔の説明会でも仰っていました。高校入試では高くてもこのぐらいの倍率がちょうどいいのかもしれません。
鎌倉高校と茅ヶ崎北陵高校は、鎌倉高校が1.53、茅ヶ崎北陵高校が1.51でほぼ五角。鎌倉高校のあの青春偏差値の高さはやはり不動の人気ですね。津波の心配も少し落ち着いて、しばらくこの傾向は続くでしょうか。茅ヶ崎北陵高校は立地で損している気もしますが、それでもこの高倍率！落ち着いていて良い高校です。
SOFTSは、大船が1.21、七里ガ浜が1.43、藤沢西が1.29、鶴嶺が1.09と湘南台以外は昨年と横ばいもしくは下げました。中庸的な湘南台に各校から流れたのかもしれませんね。
茅ヶ崎高校はもちろん、深沢高校、茅ヶ崎西浜高校も定員割れにはなっていません。他エリアではこの偏差値帯って割れちゃうところもあるんですよね。一度定員割れをしてしまうと学校の雰囲気が結構変わってしまうことが懸念されます。受験生としては低い方が嬉しいけどね。
藤沢清流高校は1.23、久々に高倍率です。二刀流も話題になっていました(倍率とは関係ないか)。藤沢総合高校も昨年1.00から1.15へ。この地域唯一の総合科ですから、取り組みに期待です。
藤沢工科高校は安定の低倍率ですが、「勉強は苦手だけど手に職つけたい！」「工業を学びたい！」と望んで行く子が多いので、これはこれでアリでしょうか。
この地域は他エリアからの流動も多いので、倍率が立ちやすい反面、安心してオススメできる高校も多いです。
自分に合いそうな高校を見つけて、そこに入るために一生懸命頑張る。そんな経験が、この先の人生でも大いに役立つことは間違いありません。
だから今はどんな状況だとしても、受験の波に乗っかって、合格を狙い、精一杯頑張りましょう。当日不安よりも安心が大きい状態で会場にいられるように。「ああ、あの時頑張ったなぁ」と、未来の自分が誇れるように。
ベストを尽くしましょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
さぁ、あとは点数取るだけだ！
0コメント