今年もこの季節がやってまいりました。毎年恒例の公立高校人気ランキングのお話です。高校に興味を持つきっかけの一つになったりするといいな、なんて思いで毎年やっています。
昨年のランキングでは、1位横浜翠嵐高校、2位湘南高校の不動の2トップは変わらず。3位には横浜緑ケ丘高校がランクインしました。
近年のベスト5は以下の通り。なお、数字は志願者倍率(志願変更前)のものを使用しています。
2018
1位 横浜翠嵐高校 840名
2位 湘南高校 597名
3位 多摩高校 540名
4位 新羽高校 538名
5位 港北高校 536名
2019
1位 横浜翠嵐高校 795名
2位 湘南高校 650名
3位 横浜緑ケ丘高校 553名
4位 住吉高校 550名
5位 生田高校 540名
2020
1位 横浜翠嵐高校 742名
2位 湘南高校 607名
3位 柏陽高校 566名
4位 元石川高校 538名
5位 鶴嶺高校 524名
2021
1位 横浜翠嵐高校 808名
2位 湘南高校 672名
3位 横浜緑ケ丘高校 614名
4位 七里ガ浜高校 567名
5位 海老名高校 560名
上位だけ見ていても、トップ校への人気集中がうかがえますね。この傾向は来年以降も変わらなそうです。
さて、それでは2022年度のトップ10も見ていきましょう。出し惜しみなし、一気にどうぞ!なお、()内は実際に受検した(学力検査を受けた)人数です。
2022
1位 横浜翠嵐高校 912名(773)
2位 湘南高校 605名(519)
2位 市ケ尾高校 605名(579)
4位 七里ガ浜高校 574名(566)
5位 希望ケ丘高校 551名(537)
6位 多摩高校 550名(470)
7位 鎌倉高校 543名(481)
8位 住吉高校 541名(490)
9位 横浜緑ケ丘高校 539名(461)
10位 海老名高校 516名(486)
「どどん!」というワンピースっぽい効果音と共に出したかったですが、文字なので仕方ありません。音なしです。
トップはもうずっと連続の横浜翠嵐高校。帝王の名に恥じぬ独走っぷりです。2位の湘南高校はギリギリ同数。()ないの数値まで確認すると、トップ校の方が志願変更や国立私立との兼ね合いもあってどんと減るというのがわかりますね。
希望ケ丘高校や多摩高校、鎌倉高校や横浜緑ケ丘高校は学力向上進学重点校エントリー校です。地域トップ校と呼ばれたりもします。他の高校を見ても、地域二番手校なんて呼ばれているところが多いので、ある程度の学力が求められている高校が人気なのがわかりますね。
地域別に見てみれば、神奈川の王者横浜と、我が塾のある湘南地域の奮闘ぶりがわかると思います。別に私が誇るところではないですが、地域の皆さんはこの人気っぷりを心しておきましょう。
人気高校というのは、入学する難易度は高くなって受検生は嫌がりますが、長い目で見た時にはより良い高校になり得る確率が高いです。定員割れの高校とは逆ですね。
人気の理由は立地や伝統など、すぐには変えられないものも多いですが、そこから学べることは他の高校にとっても多いはずです。うまく情報が共有され、神奈川県の公立高校各々がより素晴らしくなることを、藤沢の端っこから静かに願っております。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
「人気高校」が自分に合うかどうかはきちんと見極めましょう!
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