勉強時間って多い方がいいと思いますか?
そりゃ「結果を出すためなら多いに越したことはない」と思うと思うのですが、「勉強」を「仕事」と言い換えるとどうでしょう。多ければ多いほど良いわけじゃないと、なんとなくイメージ湧きますよね。勉強をするには、身体や心の健康も大切ですからね。
でも、勉強が苦手な子どものその理由の多くが「勉強不足」であることも事実です。毎日学校で勉強しているのに、不思議な話ですよね。しかし、そういった子たちのほとんどは勉強しているように見えて、勉強していないんです。勉強が下手くそなんですね。
「多すぎてもダメ。少なすぎてもダメ」。勉強って難しいです。では、成果につながる効果的な勉強をするにはどうしたらいいんでしょうか。
言い換えれば、良い勉強って一体なんなのか。これが今日の本題です。
そもそも勉強とは「できないことをできるようにすること」です。時間をかけてもかけなくても、「できないことをできるようにして」目標達成ができれば、それが良い勉強ということです。
そう、効果的な勉強というのは、目標達成できる勉強ってことなんですね。
だから、良い勉強をするには、まず目標(目的地)を設定しましょう。それによってするべき勉強も変わってきます。
そして、自分の現在地も把握しましょう。同じく、それによってするべき勉強が変わってきます。
目的地と現在地が決まれば、道や行き方が考えられます。期日や環境なども考慮して、通る道と手段を決定しましょう。もちろん後から変えられますから、とりあえずは決めて進むことが重要です。自分で考えられなければ、誰かに頼るのもいいですね。
大事なのは、進んでみることです。それはつまり実際に勉強するということですね。勉強するとは「できないことをできるようにすること」だと言いました。それを意識して、目的地へ近づくために進んでみましょう。
やってみるとおそらく失敗したり挫折したりするでしょう。それが当たり前です。なんでも新しいことをやる時には失敗がつきものですから。失敗って嫌な思いするし怖いですよね。でも、良い勉強をするためにはそれが欠かせません。
大事なのは、失敗しないことではなくて、その失敗から何を得るかです。負荷をかけすぎちゃって続かなかったな、とか、そもそも勉強の仕方が違うなとか、エア勉強になってたな、とか、やっぱり勉強時間が足りないなとか、失敗の原因を分析して、次回に活かしましょう。トライアンドエラーというやつです。
あ、もちろんこの分析も人に頼って良いのですが、それはそれとして、自分でも考えてみることが大切です。結局、いつだって自分の正解は自分で見つけるしかないですからね。
考えてみて、「こうしたら良いかも」というのが見つかったら、また進んでみましょう。大丈夫大丈夫。もし二歩目でうまくいったらあなたは天才です。またきっと失敗します。でも、それは必要な失敗です。だって、勉強って「できないことをできるようにすること」なんですから、すべての勉強って「できない」から始まるんです。
「できない」をとにかく集めていって、それを少しずつ「できる」に変えていく。それを続けていった先に待っているのが良い勉強です。まとめましょう。
①目的地と現在地を把握
②行き方を考える
③進んでみる
④失敗から学ぶ(なるべく自分で考える)
⑤繰り返す
その先に、必ずあなたにとって良い勉強というものが待っています。
ただ、なんでも新しいことを継続できるのは100人に1人と言います。逆に言えば、100人に1人はこのサイクルを繰り返して、良い勉強に巡り会えるわけです。
今これを読んでいるあなたが、その100人に1人かもしれません。早速チャレンジしてみましょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
良い勉強の敵、エア勉強には注意です。
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