勉強にも活きる!?最高に面白くて学べる漫画10選を紹介します


漫画が大好きです。


本日はそんなマンガ好きの漫画犬である私が、「勉強にも活きる!?」という観点で本当に面白い漫画をいくつかご紹介したいと思います。


メジャーなものから、マイナーなものまで取り揃えております。ぜひ興味が出たら読んでみてくださいね。面白いのは間違いありません!



最高に面白くて学べるオススメの漫画10選



001
最後のレストラン


何の変哲もないレストラン「ヘブンズドア」に、時空を超えて偉人達がやってくる! しかもその偉人達は揃いもそろって死ぬ直前。彼らが生前最後に口にしたかった食べ物は一体? 彼らの要求する無理難題にオーナー園場凌はどう立ち向かう??


マリーアントワネットやナポレオン、織田信長など歴史上の偉人が現代にやってくるという不思議な設定の漫画です。彼らの食べたいものと彼ら自身の物語がしっかりリンクしていて、読んでいるだけで日本史や世界史が楽しく学べちゃいます。NHKでドラマ化もされたんですよね。料理好きの方にもオススメの漫画です。作者は『コンシェルジュ』や『妖怪の飼育員さん』の藤栄道彦さん。どの作品も面白いですから、その安定感は抜群です。安心して「楽しめる」そして「学べる」作品です。


002
本格科学冒険漫画 20世紀少年


あの頃、彼らは少年だった。そして今、人類は滅亡する。20世紀を生きてきた少年達は、いかに世界を救い戦ったのか…最後の冒険が、始まる。


副題が『本格科学冒険漫画』ですから、学びにならないわけがありません。ただ、学ぶことよりも謎や伏線に夢中になってしまうこと間違いなしでしょう。作者はヒットメイカーの浦沢直樹さん。代表作を挙げれば『MONSTER』や『MASTERキートン』『YAWARA』ときりがありません。漫勉、いつも見てます。映画化もされた本作は、途中多少の間延び感はあれど、だからこそのフィナーレは震えること間違いなしです(完結編は『21世紀少年』にて)。とにかく一気に読むのがオススメです!


003
キングダム


中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦国の若き王・政の活躍を中心に、戦乱の世を描く。


読んで学べると言えばこの漫画を忘れてはならないでしょう(まぁ、入試ではあんまり出ない範囲だけれど)。実際にこのブログでも一度勉強術の題材にさせてもらっております。とにかく面白い。個人的に好きな武将は、王騎や昌平君。こうやって紹介しているだけで燃えるものがありますね。読んでみたら立ち所に熱くなれること間違いなしです。始皇帝の真実にも迫れます(完結はまだもうちょっと先)。


004
王様の仕立て屋


イタリア・ナポリの泥棒市に住む日本人、織部悠。ナポリ中の“究めし職人”から“ミケランジェロ”と賞賛された伝説の名仕立て屋が、唯一認めた弟子である。彼が受け継いだ至巧の技と、イタリアの比類なき伝統が一着のスーツに蘇生した時、それを身に纏った者の人生に珠玉のドラマが生まれる。


『かおす寒鰤屋』からのファンなんです。その経緯はこちらの記事にて。そこにも書いた通り、物語とセットで覚えた知識って忘れにくかったりするんですよね。スーツの話だけでなく、古典や礼儀みたいなものも学べる素敵な漫画です。魅力的なキャラクターもウリですが、やっぱり主人公の「出てきたら間違いない」感が好きかな。問題解決ってやっぱり相手を知ることからなんですよね。


005
レベルE


山形県を舞台にオカルト的な要素の強い、宇宙人を題材としたSF漫画。地球にやって来たドグラ星の天才バカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開される。


HUNTER✕HUNTER』や『幽☆遊☆白書』でお馴染みの冨樫先生の3巻完結の漫画です。圧倒的に面白い。学びは…正直あんまりないかもしれないけれど、そのアイディアや物語の展開、駆け引きから学べることは大いにあるのではないでしょうか。特に好きなのはカラーレンジャー編。主人公は小学生たちなので取っ付きやすいかもしれないですが、侮るなかれ。驚愕の展開をお楽しみに。


006
もやしもん


菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。あなたもぜひ、かもされてみてください。


もやしって言っても、普段僕らがよく食べる新芽のもやしとは違います。ここで言うもやしは、味噌や醤油、清酒の製造に使われる種麹(たねこうじ)のことです。早くも学びになりましたね。菌が見えるという特殊能力を持った気分を味わえるこの漫画、ウィルスなんかも出てきます。漫画の舞台は農大なので、読みながらバイオ関係の活きた知識も得られますよ。恋愛模様なんかも見どころ。モアイで一話読めるそうです。ちなみに、お風呂の黒カビの原因菌であるクラドスポリウムの声はムーディ勝山。


007
ドラゴン桜


元暴走族の駆け出し弁護士・桜木建二は、経営破綻状態となった落ちこぼれ高校、私立龍山高等学校の運営問題を請け負うこととなった。 当初は精算を計画していた桜木だったが、破綻を回避し経営状態を良くするためには、進学実績を上げるのが手っ取り早いと考え、5年後に東大合格者100人を出す計画を考案する。かつて受験指導に大きな実績を上げた個性溢れる教師を集めながら、開設した特別進学クラスに人生を諦めかけていた水野直美と矢島勇介を迎え入れた桜木は、彼らに様々な受験テクニックや勉強法を教えていく。


「世の中のルールは頭のいいやつに都合のいいように作られており、勉強をしないやつはそれに騙されつづける」なんて名言からスタートする受験漫画の雄です。ドラマ化もされ話題になりました。勉強法だけじゃなく、ビジネスや子育てでも使える知識が満載で、私ものめり込むように読んだ記憶があります。担当編集者が東大卒でこの話が生まれたのは有名な話。もちろん東大以外の大学を目指す時にも、そのテクニックは活用できますよ。


008
空想科学大戦


「空想科学読本」の世界を忠実に漫画化! 宇宙からやってきたウーターマンの最大の敵は、侵略者ではなく「科学の壁」だった!? 史上初の“科学的に正しい”ヒーローコミック。


空想科学読本シリーズの漫画版。空想科学読本は、漫画・アニメ・特撮で描かれるさまざまなSFヒーロー・怪獣・各種キャラクターのSF設定から、時にはライトノベルや昔話などの作品までも「科学的」に検証しており、マニアに限らず一般読者にも受け入れられてベストセラーとなっている。これは、その知識を活かしたヒーロー物の漫画で、モチーフとされているヒーローがすぐに浮かぶ主人公たちが、科学の壁に挑みながら敵と闘う面白おかしいだけどすごく真面目な本なのである!


009
宇宙兄弟


兄は、優秀だが自分の能力を信じられず、ネガティブ思考に陥りがちな青年・ムッタ。ムッタは失業という挫折のさなか、幼い頃に弟と誓い合った夢を取り戻し、「宇宙飛行士になる」という夢をすでに叶えていた弟・ヒビトの後を追い始める。弟の背を追う形で、数々の困難を乗り越えて、宇宙飛行士になったムッタ。ヒビトは日本人初のムーンウォーカーになるも、宇宙飛行士になってからはじめての大きな挫折を経験し兄をはじめとする周囲の人に支えられて、必死に乗り越える。「俺らは生きて、二人で月面に立とうぜ」。兄は先に行く弟に導かれ、弟が立ち止まった時には兄が優しく背中を押し、二人は「夢の続き」に向かって走り続ける。


皆様御存知の通り、学びになると同時に、夢へ向かうことの大切さやモチベーションを上げてくれるのもこの漫画のいいところ。公式HPでも、宇宙について学べます。兄弟の物語を軸に、それを支える周りの人々のストーリーも丁寧に描かれていて、名言もいっぱい。個人的にはデニール・ヤングが好き。この紹介も、彼の名言で締めくくりましょう。「ところでムッタ、空と人生の一番の違いは何だか知っているか?「空」は誰のもんでもない。「人生」は自分のもんだ。人生はコントロールが効く」。人生に良いコントロールを。


010
鉄腕アダム


世界大戦・大気汚染・動植物の絶滅…死にかけの地球と人類に、謎の飛翔体「蝶」が次々と襲来する。蝶を倒せるのは人と同じ心をもったヒューマノイドのアダムだけ。人類存亡をかけた、史上最も熾烈な夏がはじまる。 


映画のようなストーリー展開に、わかりやすくて興味深い科学講座もついてきて、お得感のある漫画です。タイトルも鉄腕アトムをもじってあって、センスを感じますね。SF好きやハリウッド映画が好きな人には特にオススメです。回収されていく伏線も細かいので単行本で一気に読むほうが向いている作品の気がします。1巻の表紙はちょっと雰囲気が違くてあんまり好きじゃないので、2巻の表紙を貼っておきますね。



まだまだ挙げたいものが山程あるのですが、今回はこの辺で一旦落ち着いておきましょう。


「いやいやでもやっぱり私は漫画ではなく小説を子どもに読んでほしい」という方は、ぜひ中学生にオススメの小説10冊も確認してみてください。


読書は心と人生を豊かにします。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

きっと私たちはどんなものからも知識を得て成長するだけの力を持っている。



「第二の家」からの情報共有の情報共有の場を創りました。受験や学校、ブログや本の情報を日々日々お伝えしています。LINEさえあれば無料&匿名で参加できますのでよかったらご登録をお願い致します↓

「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。