月のお手紙にも載せた「いただきます」についてのお話


いつ頃だったか忘れましたが、どこかのお寺に行った時、掲示板のようなものがあって、そこに「いただきます」についてのお話が書かれていました。


「お、これいいな」と思って、必死に手帳にメモりました。今覚えばスマホで撮影しておけば良かったのですが、何だか罰当たりな感じもしたのか、頑張って手を動かしていましたね。


数年の時を経て、そのメモを発掘したので、先日の月のお手紙で共有しました。そんな素敵なお話をここでもご紹介したいと思います。



いただきますについてのお話



「いただきます」「ごちそうさま」を、 なぜ言わなければならないか、分かりますか?


「いただきます」の意味の一つは、 「作ってくれた人の命をいただく」ということです。


命とは時間です。ある人が80歳で亡くなったとしましょう。ということは、80年間という時間が、その人の命だということです。


例えばある朝、誰かのお母さんは、30分かけて朝ご飯を作ります。ある日の午後、お父さんはおやつを買う為のお小遣いをくれます。その朝ご飯には、そのお母さんの30分ぶんの命、 お小遣いにはそのお父さんのお仕事時間ぶんの命が込められているのです。


みなさんが生まれてから今日までの間、あなたを育ててくれた人は、自分の命の時間を使って、みなさんを食べさせてきたのです。


そして、これから親元を離れるまで、ずっと、みなさんは、親の命の時間を食べていくわけです。


「いただきます」の意味の一つは、 「これを食べさせてくれる人の命をいただく」ということです。食べ物を粗末にすることは、 作ってくれた人の命を粗末にすることです。


心を込めて、「いただきます」「ごちそうさま」を言いましょう。人への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。



………



「いただきます」の意味が真実かどうかはさておき、このお話を読むと「感謝を忘れないようにしなくちゃ」と思えます。


ちょっとイラッとした時、嫌なことがあった時、頑張れない時、頑張らなくちゃいけない時、この感謝の気持ちというのは、自分をほんの少しだけより良い方向へ導いてくれる道標になると思うんですよね。


謙虚な気持ちで、丁寧な行動を。自分がやらなければならないこととしっかり向き合う。感謝は気持ちも行動も結果も変えてくれます。人やモノや自分に感謝しながら、今日も一日楽しく生きてみましょう。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

なんて言いながら、気持ちや行動が右往左往するのも人生っぽいよね。

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塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。