問題を見た瞬間に「わからない」と言ってしまう(思ってしまう)。
そんな現象を「わからない」フィルターをかけると呼んでいます。色眼鏡みたいなもんですね。
「わからない」フォルターがかかると、その問題がとっても難しく思えます。だって、「わからない」と思い込んでるから。自分で勝手に問題の難易度を上げてしまっているんですね。
もったいないです。
これは癖みたいなもんで、自分に自信がない子がやりがちです。「どうせできない」みたいな体験を多く経験したせいで、本気で向き合うのを恐れて「わからない」とすることで身を守っているのかもしれません。もしくは面倒臭いの回避ですね。
どちらにせよ、勉強においては邪魔者です。だって、できないことを見つけて改善するのが勉強ですから、できないをちゃんと見つけられないのは致命的です。
さっさと「わからない」フィルターを外しちゃいましょう。
外し方は簡単。
まず問題を読むことです。読むんですよ。見るんじゃないです。サッと見て終わり。それじゃわかるわけありません。
しばらく考えてもわからないなら、ヒントをもらいましょう。自分一人でやるしかないなら、答えや解説も読んじゃいましょう。
それでもわからない時がポイントです。ここまできて「わからない」で完結してしまっては、フィルターがあるのと一緒。もう一歩踏み込みましょう。
わからない部分に線を引くのです。
これでわからない部分が可視化されます。そうすればあとは学校や塾やお家で質問するだけ。ね、簡単でしょう。
いいですか。もう一度言います。わからないなら、わからない部分に線を引くのです。
安心してください。これを繰り返していけば、だんだんとわかる部分が増えてきて、フィルターが安易にかからなくなります。
そのうち自信もついてきて、文字数の圧力に負けなくなります。そうすれば「わからない」フィルターを捨て去ることができるでしょう。
よくない現実を変える一番手っ取り早い方法は、あなたが動くことです。
さぁ、勇気を出して。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
変わろう。
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