毎年11月末ごろに出る進路希望調査が今年も発表されました。
この進路希望調査から計算してはじき出されるのが「暫定倍率」です。まずはその数値を見ていきましょうか。黄色く塗ってあるのがその数値です。
改めてになりますが、今回出てきたのは暫定倍率。
冬に出される「志願者倍率」や最終的に出る「最終倍率」と意味合いはまた別のものになります。まずはそこを知った上で、落ち着いて数字を見ていくと良いでしょう。説明します。
暫定倍率の元になる進路希望調査はいわば人気投票みたいなものです。各々行きたい高校を書くわけですね。そこから内申や模試の結果を踏まえて実際に願書を出しますから、その願書を元にして計算される「志願者倍率」とは意味合いが異なるわけです。
進路希望調査では、どうしても人気高校(学力向上進学重点校やエントリー校など)に人気が集中します。行けるかどうかはさておき、行きたい高校を書きますからね。
なお、下の表を参考に暫定倍率を見てみると、例年「真面目」雰囲気よりも「元気」雰囲気が人気のイメージがありますね。
また、倍率はここから大きく変動します。
基本的に高いところは低くなって低いところは高くなります。以下の表は例年の倍率をまとめたものですが、暫定倍率があんまりあてにならないことがわかりますね。
ですから、倍率を気にしすぎるのをやめましょう。
まぁ、気にするなと言っても気になるでしょうから、ちゃんと情報を知って、気にしなくていいと判断できればいいですね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
受験熱が高まってきますね。
0コメント