「わかった!」「できた!」
ねぇねぇ。君が放ったそんな言葉が、どんな場所へつながっているか、僕ら大人は知っているよ。
未だ君が行ったことのない場所。見たこともない景色。知らない世界。
キラキラやワクワクが溢れていて、きっと君も気に入るよ。
だから、その「わかった」や「できた」を、なるべく大切にしてね。
他の誰かと比べなくてもいい。他の何かと一緒にしたっていい。
その一つ一つ、宝物であることは変わらない。
その一つ一つ、君のものであることは間違いがない。
そしてその一つ一つ、なくなることは決してない。
集めた宝物を、君はどんな風に使うだろう。
選択肢を広げるため?好きな人を幸せにするため?世界を平和にするため?
どんな使い方をするのか、僕らもとっても楽しみだ。
だからね、そのために一番に大切にしなきゃいけないものを伝えておこう。
それは君だ。
どんな宝物も、それだけじゃ意味を成さない。
大事なのはさ、君がいるということだ。
そんな宝物たちを、使ったり伝えたり加工したり記したり、まぁ何をするかは自由だけど、全部君がいなくちゃ始まらない。
いつか君が「宝物の使い方見つけたよ」って、満面の笑みで言う日が来る。必ず来る。
僕ら大人は、そんな日を、心から、楽しみにしている。
今日はね、そんな楽しみをいくつも浮かべながら、君がここに居てくれることに感謝をする日。
そう、こどもの日という名前の素晴らしき日だ。
すべての子どもたちに届くわけはないけれど、心を込めて伝えたい。
生まれてきてくれて、ありがとう。
君たちや君たちの幸福な未来が、僕らの宝物だ。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
こいのぼりが舞う空に、希望は満ち溢れている。
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