正答率表から傾向を分析するシリーズ、今回は理科です。
理科は大きく分けて4分野に分かれます。物理、化学、生物、地学ですね。大きな流れとしては、その分野を1学年で一つずつ実施していきます。下記の表がわかりやすいかと。
入試問題もその分野ごとに綺麗に分かれて出てきます。
問1が物理の小問、問2が化学の小問、問3が生物の小問、問4が地学の小問、問5が物理の大問、問6が科学の大問、問7が生物の大問、問8が地学の大問といった具合です。
入試対策となったら、作戦は「できるところを増やしていく」です。得意分野や興味ある分野から固めていきましょう。入試は点取りゲームですからね。苦手から練習し始めてずっと苦手なままだったというのは笑えません。
では「得意なところない」「興味関心の程度も同じぐらい」といった場合はどうしましょう。興味本位で3年間分の正答率表を使ってどの分野が得点しやすいのか計算してみました。
例えば2023年度はこんな感じです。
問1 54.8%(物理)
問2 49.7%(化学)
問3 59.0%(生物)
問4 53.4%(地学)
問5 51.6% (物理)
問6 37.9% (化学)
問7 59.0% (生物)
問8 47.5% (地学)
1・2フィニッシュを生物が決めているのがわかりますね。実はこれ、3年間とも一緒です。生物が正答率上位独占三連覇を成し遂げているのです。
これは利用しない手はありません。
というわけで、迷ったら生物から固めましょう。暗記が多い範囲なので、以下のプリントなども使いながら早めに頭の中に入れてしまいましょう。
次は地学がオススメですかね。ただもちろん順番は人それぞれです。化学は3年間の結びつきが最も強いので出来たら武器になります。物理はイメージしやすいところもあるので、勉強はしやすいですね。
「どこから攻めるかなぁ」なんて自分と対話しながら、できる範囲を一つずつ増やしていきましょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
地学の入試問題対策はこんな感じ。
0コメント