先日、日大藤沢中学校・高校の文化祭に行って参りました。うちの塾の、元本屋さんのスペシャルなスタッフを引き連れて、心から楽しんでまいりました。
『日藤タウンに潜入!』の記事でも書きましたが、日大藤沢は小学校から大学までがくっついていて、まるで街のようになっています。
その規模に比例するかの如く、文化祭も大盛り上がりでした。まんじゅうに焼きそばパンにチュロスにフライドポテトに…色々食べたなぁ。
▲まんじゅうは湘南台の名店とコラボで作っていて絶品!
うん、食べ物だけではもちろんなくて、ダンスや金魚すくいや、あと各文化部の発表も見れて楽しかったです。
うちの生徒の素敵な作品も、たまたま偶然確認ができて、驚きがてら感動してきました。
▲天文部。まだ星は見えず。
▲手芸部。カラフル。
ちなみに、その街の中には、私の好きな博物館もあるので、ついでに寄ってきました。写真もオッケーということだったので、中身をちょっとだけ公開。
▲三階にはちょうちょや海洋生物コーナーがあります。ミツバチもいましたね。生物好きにはぜひとも来てほしい博物館です。無料で見学できますしね。
校内では、何人かの生徒にも出会えて、とびきりHAPPYな文化祭見学でした。
そして、その見学の中で、私が一番ビックリしたのは…食べ物の美味しさでも博物館の凄さでもなくて、こんなことでした。思わずつぶやいてしまった。
おいおい、普段塾で見せてる姿と全然違うじゃんかよ。堂々とハキハキと後輩に指示してたり声を掛けたりしていて、格好良かったよ。すごかったよ。そんな風な驚きも味わえるから、やっぱり学校を見に行くっていいなぁって思う。
— 勉強犬 (@homekobetsu) June 16, 2018
私たちの横を颯爽と駆け抜けていって、後輩たちに大声で指示を出し、再び颯爽と走っていった彼女。どこかで見たことあるぞ、と目で追っていたら。
「あ、先生」とこちらに気付いて、いつもどおりの調子で声をかけてきてくれた君。うちの生徒でした。
教室とはあまりに違った雰囲気で、一瞬人違いかなと思ったよ。めっちゃ走れるやん。めっちゃ大きな声だせるやん。めっちゃ素敵やん。
あまりの驚きに偽物の関西弁が出てしまいましたが、もうそれだけ衝撃でした。まるで違う世界の違う彼女を見ているようでした。
そうか。
僕らが普段接している彼女と、ここに居る彼女は、きっと違う世界で生きているんだろうな。
僕らだってそうだけど、人は自分の中にいろんな世界を持っている。その世界によって、顔を使い分けたり、行動を変えたり、発言を変えたりする。
その世界がさ、あんまり多すぎたって困っちゃうだろうけど、適度にあるなら、それは精神衛生上とっても健全なことなんじゃないか。
あっちの世界が、こっちの世界の癒しになったり、こっちの世界が、あっちの世界の励みになったり。うん、それはまるで『かがみの孤城』みたいな。
君の大切にする世界がここにあったこと、なんだかとっても嬉しく思います。と同時に安心をして、ちょっと感動してしまいました。
素敵な学校見学を、ありがとう。
そして僕らは改めて、生徒たちの違う世界をちょこっとだけ覗ける、学校見学が大好きなことを実感するのでした。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
違う世界が交差して重なって時にはぶつかって、君の人生は彩られていく。
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