数学、理科に続いて、英語の学習系統図も電車風にしてみました。
詳しい中身についてはこれから説明するのですが、あくまで僕が教えやすいように作ってあります。有難いことに活用していただける方も、もしくは「いや、これはここに丸がつくはずだ」「これはこっちでしょ」と自分用に作り変えたい方も、下記にダウンロードできるようにさせていただきましたので、よかったらぜひご活用ください。WORD版です。
PDF版に関しては、プリントSHOP「勉強犬小屋」に3つあわせて置いておきます。100円です。ちなみに、只今キャンペーン中につき、このブログのプロフィールに書いてあるメールアドレスに感想メールをいただければ、無料で差し上げますよ♪今のところ、キャンペーン期間終了時期は未定です。
それにしても、改めてこういったものはWORDで作るものではありませんね。IllustratorやInDesignやその他有料ソフトに怖くて手が出せず、一人でコツコツと「あ!ずれた!」とか言いながら作成しております。楽しいけれど、きりがありません。というわけで、多少の◯のズレはご容赦くださいませ。
さて、中身のお話に参りましょう。
英語の学習系統図の説明
これから教育改革にあたり、変わっていくことも多々あるとは思いますが、とりあえず文法の並びは、三省堂さんの教科書「NEW CROWN」の順番に記載をしてあります。
教科書によって文法の並びって大きく違ったりするんですよね。「be動詞」ではなくて「一般動詞」から教える教科書もあるんですよ。見比べてみると面白いのですが、本日の本題はそこではありません。
教科書に沿って作っておいてなんですが、文法を教える順番ってこれでいいのかな、と疑問に思うことも。実際の英語教員とも話をしましたが、やっぱりそれぞれ思うところはあるようです。これについても面白いお話がたくさんあるのですが、うん、やっぱり本日の本題はそこではありません。ちょっと余談が多くなるのは悪い癖ですね。
本題は、中身の説明でした。前述の通り、基本教科書に出てくる順に文法が並んでいて、補足したいところに点線の乗り換え線が出ている感じです。
それにしても付加疑問文の出てくるタイミングが不可思議です。2年生の不定詞の単元で驚くほどさらっと出てきます。これはつまり……はっ!違う違う、乗り換え線のお話でした。
一番左の乗り換え線、単語から出ているそれは「暗記マウンテン」につながっていますが、この中身は1年生の教科書だけに存在するスペシャルコーナー「Words&Sounds」の内容です。
先生によっては、その内容を工夫して楽しく覚えさせてくれるようですが、先生によってはいきなり「テスト出すからね」と一気に50問テストとかやったりしますので要注意です。注意しないとここから良くない意味での【作業暗記】がはじまり、英語嫌いの要因になるケースも。教科書にも「少しずつ覚えよう」って書いてあるのにね。
あ、また少し余談になってしまいました。ブラック勉強犬呼んできて「ここがおかしい日本の教科書」という記事の構想を練ろうかなと。冗談です。
図表の真ん中部分には、快速や急行のような感じでカラフルな線が何本かありますが、ここは僕判断ゾーンです。この内訳は今が作りたてなので、今後変わっていくことも大いに考えられます。
一応の狙いとしては、「重要」がその名の通り重要なところ。「暗記」は気合い入れて暗記をしようというところ。「疑問・否定文」は、それらを作る時に新しいルール・文の形が入ってくるところ(疑問詞はあえて抜いてあります)。「時制」は時間のルールが関わってくるところ(未来形は今回は△にしておきました)。みたいな感じです。
まぁ、なんだかんだ書きましたが、英語はやっぱり単語。語彙数。その上に文法が乗っかるイメージです。言語ですからね。
日本語だって、文法を意識しながら話している人なんてほとんどいないですよね。
なぜかスポーツに喩えるなら、語彙は基礎で、文法はそのスポーツのルールです。基礎がなっていなければ、ルールをいくら知っていても、試合(テスト)には勝てません。そして、高いレベルになればなるほど、ルールをよく知ることが重要になってきます。勉強でいえば、その高いレベルが高校受験や大学受験になりますね。
まずは言葉をたくさん知って、わちゃわちゃしながら、楽しみながら、学ぼう。間違いを恐れなくていい。間違えながら、覚えていこう。日本語とおんなじように。
慣れてきたら、文法をしっかり学ぼう。英語へのポジティブな気持ちがある上で学んだほうが、文法だってよく頭に入っていく。ルールをしっかり身に付けて、より強い敵を倒そう。
そんな文法を学ぶ際の知識の整理の助けに、この図表がなれば幸いです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
学習系統図シリーズはこれにて一旦おしまいです。
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