少し前に、僕が愛読しているほぼ日で、伝説のコピーライターの糸井さんが、あるツイートをご紹介されていました。
それが、松本ひで吉さんという漫画家さんのつぶやき。うん。何とも心温まる一文です。
うちの犬がお菓子開けるたびに、くれるのかな!?って寄ってくる。
今まで一度も貰えたことないんだからいい加減あきらめろよって思ってたけど気づいた。
こいつは「今まで貰えなかったんだから諦める」ではなく「今日は初めて貰える日かもしれない」スタンスで生きているんだ。
し、師匠…犬師匠!
漫画版もあった。素敵です。
犬の情報にはただでさえ反応してしまうのですが、今回はその内容にも大きな気付きをいただきました。犬師匠、ありがとうございます。その姿勢、勉強になります。
今まで一度だってできていないことが、はじめてできる日が、今日かもしれない。
もちろん、各々が生きているのは各々の人生ですから、挑戦するも諦めるも基本的には本人たちの自由です。でも、例えば中学生の勉強なんかは、やりたくなくてもやらなければならないもの。どちらかと言えば、諦めちゃいけないもの。そんなものに立ち向かう時に、この考え方は武器になるんじゃないかな。
そしてそれは、生徒たちだけではなくて、僕ら大人だって同じ。子どもたちの可能性を信じる時に、犬師匠のこの姿勢や考え方は、とっても心強い味方になることでしょう。
何度やってもダメでも、いくらやってもうまくいかなくても、繰り返しても失敗ばかりでも、希望の光が消えかかっていても、まだまだ挑戦したいなら、まだまだ諦めさせたくないなら、魔法のような言葉を使って、心に火をくべればいい。
次の一回はできるかも。もう一度踏み出せば手に入れられるかも。そう、
今日が、はじめての日になるかもしれない。
というわけで、早速植物の口頭テスト中「これ覚えんの絶対無理」と喚く生徒に使ってみました。
「いやいや、諦めず挑戦すれば、今日がはじめての日になるかもよ」
「先生、でも頑張って覚えても、これが最初で最後の日になるかもよ」
うまいこと言ったみたいな生徒をその後ちょっとだけ説教して(笑)、テストは無事に合格でした。最後の日にならないように、しっかり復習しましょうね。次回またテストです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
後でこっそり漫画を見せたら、「この漫画は好き」いただきました。前向きな姿勢。
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