本屋さんで見つけた時は、「うわ、厚!黒!」って思ったんです。
でも、ちょうど我が愛するTwitterがXに切り替わるかどうかぐらいのタイミングだったので、「反抗するにもまず敵を知らねば」という気持ちで読み始めたんです。
それがこの本です。『創始者たち(The Founders)』。
読み始めて気づいたんですが、イーロンマスクというよりペイパル(イーロンマスクもいた会社)の話が中心だったんですけど、これがまた面白くてすこぶる満足できました。ネタバレになるので詳しくは書きませんが(まぁ、事実ベースなのでとっくにネタバレしてるっちゃしているんですが)、買って良かったです。
本との出会いってわからないもんです。
お話としては、今や各々が各方面で大活躍する、世界の天才集団の創業期の活躍が描かれています。イーロンマスクやピーターティールを始め、YouTubeやリンクトイン創業者など多彩な顔ぶれが次々起こる苦難を乗り越えていく物語。ドラマで言えば半沢直樹やトリリオンゲームの感じに近いのかな。一波乱も二波乱も、というか波乱しかないです。
ただそれを知恵と機転とチームワークで乗り切っていく様が素晴らしい。チームの各々が本気でぶつかりながらも、各々をしっかり信頼している感じが素敵でした。一人(と一匹)で楽しく運営している当塾ですが、そんな仲間がちょっと欲しくなりました。
生徒たちに知ってほしいところで言えば、出てくるシリコンバレーの天才たちはみんな謎解きが好きで、暇さえあればお互い問題出し合って謎解きしてるんですよね。頭を使うことが楽しいって感覚、子どもたちが持てたら最高じゃないですか。真似してほしいです。
まぁ、生徒たちに読んでもらうには本自体はちょっと重すぎるかもしれませんが、口頭でかいつまんでお伝えしていきたいですね。
そこまで書いて思いつきました。この本、厚くて長いですが、熱くて長居出来ないんですよね。
…。とりあえず謝っておきます。すみませんでした。
それにしても、物語の力ってすごいです。Twitter派の私でしたが、この本を読んで少しXになびいてしまいました。
大人にオススメの本の紹介でした。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
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