県トレvs極める神奈川!神奈川県の二大入試用教材を徹底比較してみた【英語編】


さぁ、本日もやってまいりました。勝手に教材を比較検討し、その過程を共有することで生徒の目標達成を陰ながら応援しようという何とも塾ブログらしい人気企画。


その名も、教材スタジアム!


本日は、神奈川が誇る入試教材『県トレ』と新進気鋭のニューウェーブ『極める神奈川』の二大入試用教材が激突です。


さぁ、早速スタジアムのお二人を呼んでみましょう。司会の篠崎さんと、解説の勉強犬さーん?



教材スタジアム開幕!



司会「はーい、こちら現場の篠崎でーす。こちらはすごい熱気!早くも盛り上がっております!いやー、遂にこの日を迎えましたね、10月10日ですよ、勉強犬さん」


勉強犬「トマトの日」


司会「たしかにそれは合っていますが、そういうことじゃありません。本日10月10日は、ここ教材スタジアムにて、あの入試対策の重鎮『県トレ』と今年初参戦の大型新人『極める神奈川』が対決をする日です!!!」


勉強犬「県トレさんには毎年お世話になっています」


司会「そうですよね。ただ、今ここにいらっしゃる方の中には、『県トレ』?『極める神奈川』?なんのこっちゃ?となっている方も多いでしょう。両者の詳しい説明を…おっとぉぉお、ここで入場曲のデンジャーゾーンが流れてまいりました。仕方ありません、ここは曲に乗せて、両者の説明を簡潔に致しましょう」



『県トレ』『極める神奈川』両者入場です!!!!!



神奈川県 入試トレーニング(教育開発出版)

実際の神奈川県入試問題も掲載されている入試対策教材の古豪。おそらく神奈川県の塾が入試対策で最も使っている教材と言っても過言ではない。基本的には、各大問ごとに対策問題が掲載されており、5教科のみならず、特色検査対策や面接対策verも用意されている。今年度増ページリニューアルを果たす。


司会「ちなみに、『県トレ』英語版の目次は…


  • リスニングテスト
  • 適語補充
  • 適語句選択
  • 語順整序
  • 英作文
  • 長文読解
  • 短い英文の読解
  • 対話文読解
  • 付録


となっております。対するは、最強のチャレンジャー!!!!」



極める神奈川(育伸社)

「神奈川を極める!」を合言葉に、入試に沿った単元で構成されている最新の入試対策テキスト。満を持して、今年度発刊。「基礎・基本的な知識と技能」から「思考・判断・表現」を問う神奈川県入試対策がテーマ。5教科揃うと背表紙に神奈川県が現れる仕様。


司会「『極める神奈川』英語版は時間配分を意識して対策できるよう作られているということです。目次は以下の通り」


  • リスニング
  • 語句補充(語彙)
  • 語句補充(文法)
  • 語句整序
  • 適文補充(1)
  • 適文補充(2)
  • 長文読解
  • 活用型読解
  • 会話文読解
  • 付録


司会「お互い目次の名前は少しずつ違いますが、基本的には英語の入試問題の大問ごとの構成をとっております」


司会「さぁ、音楽が鳴り終え、リング上には2冊の教材が並び立っています。比較の始まりです!!!!!」


勉強犬「ま、どっちも縦には立たないから横になってますがね」



『県トレ』vs『極める神奈川』 比較開始



司会「まずはこちらをご覧ください。両者のページ数を比べてみました」

勉強犬「見た目通り、『極める神奈川』の方が多いんだね。赤くなっているのは?」


司会「今回比較に際して、便宜上目次を揃えたのですが、『極める神奈川』は英作文対策に当たる章が2つありまして。合算ということで赤くしてあるそうです」


勉強犬「これぱっと見だと、序盤の基本的知識を問う問題は『極める神奈川』がページ数多めで、長文に関しては『県トレ』がページ数多め。力の入れ具合が違うのかな」


司会「もうちょっと詳しいデータを見てみましょう。次のデータは問題数比較です。確かめもしましたが、数え間違っていたらすみません」

司会「こういった結果となっています。いかがですか、勉強犬さん」


勉強犬「どれどれ、中身見てみると、問題数多いところは序盤に短めの問題で段階を踏んでいる事が多いね。『県トレ』だと活用文読解(短い英文の読解)、『極める神奈川』だと長文読解、対話文読解とかね」


司会「印象、長文は県トレのほうが文章が長めですかね?」


勉強犬「そうね。ただ、うーん、思った以上にMAXの難易度はそんなに変わらないとは思うなぁ。ここは個人の考えで変わってきそうだけど」


司会「思った以上に、ということは県トレのほうがぐっと難しいイメージだったということですか?」


勉強犬「そうそう。まぁ、私の実感値では今も県トレのほうがトータル少し難しい印象。でも、思った以上にその差はそんなにないかも」


司会「あ、勉強犬さん。巻末の付録の充実度は全然違いますね」


勉強犬「おお、そうだねー。『極める神奈川』の方は生徒一人で勉強している時に付録が助けになるかも。『県トレ』の方は問題で躓いた時に付録見てもあんまり参考にならなそうだね。これはわかりやすい差」


司会「解答冊子の解説はどうですかね?」


勉強犬「お、『県トレ』の解説、並び替えの問題の全文が載ってる!これ助かるんだよね。授業しているとき楽かも。全体的にも解説は『県トレ』のほうが詳しいかな。これだけ問題のページ数違ってるのに、解説のページ数はそんなに変わらず。ああ、ま、解答冊子のサイズの違いはあるか」


司会「少し話は変わりますが、個別指導の講師目線で言えば、『極める神奈川』の問題数の多さはどうなんでしょう。助かるものですか?」


勉強犬「人と時と場合によるね。一人で解けるレベルの子なら問題演習量は助かるけど、そのレベルの子は違うもっと上のレベルの教材を使うだろうし。特に上位層にとって英語は得点源になりやすい科目だから、難易度の低い問題を繰り返している時間が勿体なくなる可能性はあるね。逆に、英語が苦手な生徒にとっては段階を踏んでくれるのは有難いけど、授業ですべて扱うのはボリューム的に心配かもしれないね。まだ殆ど使ってないから何とも言えないけれど」


司会「なるほど。ちょっと情報をまとめてみましょう」



勉強犬「基本的には塾用教材で塾の先生が使うだろうから、メリット・デメリットにはその目線の情報も入れてあるよ。あ、あと5段階の難易度は比較をわかりやすくするために作成した実感値のものです。参考までに」


司会「こうやってまとめてみると、甲乙付け難しってことですか?」


勉強犬「うん。さっきも言ったけど、人と時と場合によるからね。個別だとそれは相手に合わせて変えられるけど、人によって変えるリスクもあるよね。うーん、あとは教室長の好みかも」


司会「好み!それはどちらもなかなかの教材だということですよね。古豪と新人がいい勝負ってすごくないですか?」


勉強犬「うーん、これは予測だけど、『極める神奈川』製作委員会の人たちだって、入試問題はもちろん『県トレ』もだいぶ研究したと思うよ。だから、新人っていうのは少し違うかも。メジャーリーグでイチローや大谷が新人王候補って言われる感じの違和感」


司会「なるほど」


勉強犬「ただ、怖いのは、どちらの教材も神奈川県のパターンに慣れさせる作りになっているから、予期せぬ問題への対応力なんかは磨かれないよね。上位層向けのそういった対策は昔の独自問題の頃の過去問や『精選全国入試問題集』、『全国高校入試問題正解』なんかから引っ張ってきてやらせるのがいいかも」


司会「最後に、詳しい使い方のポイントなどありますか?」


勉強犬「基本的な使い方は、2つの教材とも同じになると思う。上位層は前述の通り。早めに使っておいて、上記の教材へのファーストステップ(場合によってはセカンドステップ)として使用がいいかも。英語が苦手な子で目指す得点も合格平均点ぐらいであれば、長文練習に力を。基礎的な教材で文法を固めつつ、『HOP STEP JUMP』や『英語読解トレーニング』等で読解練習、『県トレ』or『極める神奈川』で試合並の練習を重ねて、本番形式の過去問や予想問演習の流れがオススメ」


司会「これらの教材を使ってどう合格への道をサポートするかは、各塾の先生の腕の見せ所ですね」


勉強犬「そうね。良い教材が増えれば、それだけ選択肢は広がって、生徒たちの目標達成の可能性が高まるからね。今後もさらなる飛躍に期待!」


司会「そうですね、期待しましょう。お集まりの皆様も、本日はありがとうございました。勝負と謳いながら、結局勝ち負けはつきませんでしたが、なんだかそれ以上のものを得られた気がしています。教材同士の真剣勝負、そしてそこから生まれるさらなる成長。僕も引き続き色んな先生にも伺いながら、使い方や使い所の情報を集めようと思います。重ねて、本日はどうもありがとうございました」


勉強犬「あ、私は慣れてるから県トレの勝ちで」


司会「え」


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

「だって、極める神奈川まだほとんど使ってないから」と勉強犬先生の談。





「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。過去に3000人以上の生徒の個別指導経験を持つ。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。

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