教室にて、ベテランの講師が若手の講師にこんな一言をかけていました。
「最後の一人じゃなくて、最初の一人になるつもりで行動するといいよ」
気になった一言だったので、どんなくだりで出た言葉だったのか、後々その講師に確認してみました。
事の発端は、コピー用紙切れ。
教室のコピー機の用紙が切れそうになったときに、いつも補充するのは教室長の役目だったそう。それに気付いたベテラン講師たちの中で、これじゃいけないねという話になったそうです。
そこで、コピー用紙が切れそうになったらそのまま見過ごすのではなくて、気付いた人が補充をしようねとなったということです。新人にその姿勢を伝える際に出てきたのが、先程のあの言葉というわけですね。
「なんだか【気付いた人が補充すること】ってルールにするのも恥ずかしいなと思って。なら、姿勢を伝えたほうが伝わるかなと思ったんです」
ベテラン講師たちの気付きと責任感に脱帽です。でも、きっとそれは全ての仕事に通ずる姿勢ですよね。いや、お仕事だけじゃなくて、家庭や人付き合いの中でもそうかも。
言われてみれば当たり前のことなのですが、僕も完璧に出来ていないことがあるなぁ…と自省をしました。なんだか大切な気付きを、ありがとうございます。
最初の一人になるのは大変だし、怖いし、面倒臭いことかもしれないけれど、踏み出した一歩で、自分や誰かが笑顔になれるかもしれない。
最後の一人になるのは簡単だし、安心だし、楽ちんなことかもしれないけれど、誰かのHAPPYや自分自身のチャンスを逃しているかもしれない。
だから、迷ったら、踏み出そう。
結果失敗したとしても、その最初になろうとした気持ちは、とっても素敵なものだと思うから。
それを笑う人なんかほっとけばいいね。
人生はたった100年。もしかしたら迷っている暇はもうそんなにないかもしれない。
自分がいいなと思えたら、やりたいなと感じたら、迷わず踏み出せる、そんな人間でいられるように、日々心と足腰を鍛えておこう。
少なくとも僕はそう思えたので、刺激と学びを得られた素敵な一言の共有でした。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
「失敗しない人は何もしない人」とも言うしね。
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