個人的には中学受験って最も過酷な受験なのかなと思っています。
何よりみんながやる受験じゃないですからね。みんなが遊んでいる中、歯を食いしばって勉強するわけです。だからよく「覚悟がないと中学受験ってきついですよ」というお話を保護者の方にもさせていただきます。
そんな中学受験に挑戦した皆様、本当にお疲れ様でした。本日はそんなご家庭からご質問いただいたので、回答したいと思います。
質問はググッとまとめると、「中学受験はうまくいかなかったのですが、この先どうしたらいいでしょう」というものでした。
まず、その経験は無駄にならないということだけ最初にお伝えしておきます。その勉強や経験の貯金を大切にしたいですね。結果はどうあれ、手に入れた学力や受験しない子に比べて(みんなが遊んでいる中)勉強に取り組んだその経験については、本人が自信を持てるようにしてほしいです。
そして、中学受験を失敗した子達は「勝負の怖さ」も知っています。だから、高校受験や大学受験で飛躍する子も多いです。
実際に当塾からも中学受験経験者の地域トップ校合格者や慶應義塾高校合格者がいます。それぐらいその貯金って大きいんですね。
歩んできた道のりをしっかり承認しつつ、不安や緊張の中で勝負した経験を活かして、少し心と身体の休憩をしたら、次なる勝負へ向けて準備を始められるといいですね。ポイントは数学と英語です。
数学は中学受験の算数に比べたら楽勝でしょう。現状にもよりますが、小学生の内容が大丈夫そうなら、先取りでどんどん進みましょう。
英語はどのぐらい触れているでしょう。これも先取りペースで進められるようになるといいです。
理科社会国語はテスト前にみっちり準備を。具体的な方法は、「湘南高校の目指し方」に詳しく記載していますので良かったら参考にしてみてください。
受験には合う合わないがあります。中学受験がうまくいかなかったということは、中学受験向きじゃなくて、高校受験や大学受験向きだったんです。
すぐには無理かも知れないけれど、切り替えていきましょう。人生はまだまだまだまだ続いていきますからね。
何もかもまだまだここからです。どうか、自分や勉強嫌いにならないでね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
今は落ち込むけれど、実はこっちが正解の道かも知れないよ。
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