2024年度入試問題の正答率と配点を見ながらお話ししましょう【国語編】

毎年入試が終わると、合格者平均点各教科の分布、そして各設問の正答率が公表されます。


今回はその正答率を見ながらお話をしていきましょう。教科は当日に実施される順番でいきましょうかね。二回目となる今回は国語です。


改めて、国語の正答率表をご覧ください。右端にカラフルに書かれているのがその問題の配点です。



配点をざっと見ると、最後の記述問題が大きいことがわかりますね。ただ正答率も低めです。とりあえず何かしらは書けるように練習を積みたいですね。


漢字は読み書き(選択)あわせて16点分。コツコツ練習しておきましょう。韻文は短歌か俳句が出題されます。ちょっと慣れが必要だと思うので、今までの過去問などでこの問題しっかりやっておいた方がいいですね。ずっと問1にあった文法問題(助詞の識別など)は、近年説明的文章の中に組み込まれることになりました。


文学的文章説明的文章古文は順番が入れ替わることがありますので注意。ここが国語の要です。なるべく落としたくありません。


文学的文章は、少し読みづらい歴史小説から出題されることもあるので、幅広い問題で練習をしておきましょう。迷う選択肢も多いと思うので、練習中から「どうしてそれが正解なのか」「どうしてそれは不正解なのか」を説明できるように心掛けていきましょう。


説明的文章は、内容が小難しいことが多いです。ちんぷんかんぷんにならないように普段から言葉集めしておきましょう。文学的文章同様、ロジック(論理)で問題が解けるように練習を。


古文は今年大きく難易度が上がりましたね。正答率低めです。もちろん古文は読みづらいですが、注釈や選択肢も利用しながら読んでいくといいですね。


国語は、正答率が50パーセント以上の問題を正解していけば78点とれます。そういう意味では、難化はしましたが、得点源にしたい教科というのは変わっていません。「相手の求めるものを返す力」国語力はもちろん他の教科でも使うので、是非とも早めから鍛えておきましょう。


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まずは漢字と言葉集め。知らない言葉に敏感になろう。調べよう。


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勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの居場所であり未来を生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。2019年藤沢にHOME個別指導塾リアル教室を開校。