県から令和7年度(2025年度)の公立高校選考基準が公表されました。
本日はその「選考基準」をテーマに話を進めていきます。
動画はこちら。
そもそも選考基準って何?
神奈川県の公立高校入試には一次選考と二次選考があります。一次選考で約9割、二次選考で約1割を決めます。受験のシステム、詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ。
一次選考は「内申(評定)」「学力検査」「特色検査(あれば)」の得点で、二次選考は「学力検査」「主体的に学習に取り組む態度(内申)」「特色検査(あれば)」の得点で選考が行われます。
その選考の方法が高校ごとで少し違うので要注意なんです。その高校ごとに違う選考方法の基準がわかるのが今回出た選考基準です。なお、特色検査や実技検査の内容や、在県外国人・インクルーシブ特別募集などの詳細も載っています。
全日制と単位制高校のところだけ中身を見てみましょうか。
細かいですね。ズラリと数値が並びます。一応、見方の説明もHPに載っています。
丁寧に説明してくれていますね。でも、丁寧すぎて逆にわかりづらい説。もちろんこれでわかる方は何も問題ありません。この記事では「え、え、結局何を知っておけばいいの!?」という方向けにとりあえず知っておいた方がいいことを説明していきましょう。
ズバリ見るべきはこちらです。
まぁ、選考基準ってこれだけ言ってるんだから、選考基準見なくちゃですよね。
赤枠で囲ってある部分には、各高校の点数の計算方法が書かれています。4:6:1なら内申4、学力検査6、特色検査1の比率(1100点満点)で計算するってことですね。
一般的に、偏差値上位校は学力検査重視といわれています。この比率から各高校が求める人物像も透けて見えてきますね。
気になる高校がすでにある方は、この比率だけでもチェックしておきましょう。自分が行きたい高校が内申重視なのか、学力検査重視なのか、知っておくと気構えができますね。
この数値こそが、高校から受験生たちへの「どんな人が欲しいのか」というメッセージです。
この選考基準、実は昨年大きく変わったんです。面接がなくなって、二次選考に態度の観点が追加されたんですね。内申の重要性が増しました。なお、学校に行けていないなどの理由で内申がない子のための資料の整わない者の入試の仕組みは引き続きあるのでご安心ください。
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続いて、詳しい数値についても見ていきましょう。
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