神奈川県公立高校入試の目標別解く順番と時間配分に迫る!英語編


先日『神奈川県入試英語で60点取る方法』という記事を書きました。


それを見た保護者の方から先日、「解く順番はどうしたらいいですか?」という質問がLINE@にてあり、それについて書いてみようとなったのが今回の記事です。


ただ、一概に「解く順番」やら「時間配分」といっても、人によって違うし、目標点数によっても変わってきます。


というわけで、今回は「目標別」に、実際の事例も踏まえながら、オススメの解き方をお伝えしていければと思います。


それではまず、実際の昨年の問題を確認してみましょう。


神奈川県公立高校学力検査問題2018



神奈川県公立高校入試問題2018


構成は以下の通りです。


問1 リスニング

問2 単語記述

問3 単語選択

問4 並び替え

問5 条件英作文

問6 長文読解

問7 短文読解

問8 対話文読解


英語は5教科の中でもトップバッターを飾る重要な科目です。


各教科の時間は50分。このうち、リスニングで約10分を使いますので、問2〜問8を40分で解いていく計算になります。配点と正答率はこちら。


配点に関しては、長文問題の配点が5点で大きめです。正答率もそこまで低くありませんから、狙い目といえば狙い目。逆に、毎年正答率の低い問5の英作文は、人によっては飛ばす問題に成り得るでしょう。


それでは、ちょっと詳しく各問題の中身を見ていきます。


リスニングの問1はとばして、まずは問2。

単語を記述する問題です。語彙力はもちろん、ある程度の文章読解力も必要になります。目標点数が高い方は落としたくないところ、そうじゃない方は飛ばしてもいいところになるでしょう。


続いて、問3。

こちらは、単語選択の問題です。文法の知識も必要になりますが、毎年正答率の高い問になりますので、どんな人もなるべく落としたくはないところです。


続いて、問4。

並び替え問題です。6語あって1語不要の難易度高めタイプ。正答率は低めになりますので、目標点数がそこまで高くない子は後回しにするのも手です。


続いて、問5。

条件英作文です。はっきり言って最難問候補です。人によっては、いさぎよく飛ばしてもいい部分。


さぁ、後半戦は読解シリーズ。まずは問6。

長いですよね。問6は長文読解です。ただ、ここは配点が高く意外と正答率も高めなので、できれば正答を狙いたいところ。よくよく読んでみれば選択肢にひねりもあまりありません。


次の問7も同様、狙いたいところ。




短文読解。絵や図表を見ながら問われていることに答えるスタイルですね。一瞬うわっとなりますが、(ア)も(イ)も正答率65%を超えていますからね。難易度はそんなに高くはありません。


最後の問8。

問8は対話文読解。これまた長く少し難易度も高めですが、並び替えを正解するより楽チンかもしれません。


以上が2018年度入試の英語の問題です。


これを踏まえて、目標点数別のオススメ解く順番と時間配分を見ていきましょう。



目標点数100〜80点の生徒の場合



毎年、偏差値上位校を受ける生徒たちの中で見ると、英語は「高得点を取りやすい科目」です。


上位校を目指すのであれば、ここでコケるわけにはいきません。確実に点数を取っていく必要があります。


2018年度の学力検査で英語100点を取った生徒が教室にいましたが、彼女はもうスラスラ英語が読めるタイプでした。問1から順々に解いていっても時間が余裕で余る。こんな子は、戦略も何もありません。そして一応付け加えておくと、こんな子はほとんどいませんので安心しましょう。


今回ご紹介するのは、戦略的に狙っていく場合の、オススメの解き方です。それでは早速昨年の先輩たちの実例を踏まえて2つ紹介していきます。


解く順番は上からとお考えください。どちらも、問1の10分間を除いた40分計算です。


Aさんの解き方

問2 2分

問3 2分

問4 3分

問5 3分

問6 10分

問7 10分

問8 10分


Bくんの解き方

問2 問3 問4 併せて10分

問6 10分

問7 5分

問8 10分

問5 5分


どちらも80点以上を叩き出した二人の解き方です。時間はあくまで目安です。


共通しているのは、配点が高い長文読解にしっかり時間を割いていること。ここは間違えたくないところですからね。適切な判断だと思います。


Bくんは、英作文が苦手なので、いつも最後に解くようにしていたとのこと。また、カチリカチリと時間を決めてしまうと変に緊張してしまうので、時間に関してはなんとなくで意識していたそうです。


もちろん二人とも「これは難しい」と判断したら飛ばして後回しにしていたとのこと。そのあたりの判断は難しいところですが、今のうちにじっくり問題演習を積んで、自分の中に判断基準を作っておきましょう。



目標点数70〜40点の生徒の場合



次に、目標点数を少し下げた場合のオススメの解き方です。こちらは、英語に強い先生方にお話伺っています。60点を目指す場合の詳しい練習方法などについてはこちらの記事も併せてご参照下さい。


A先生の解き方

問3 3分〜5分

問6 10分〜15分

問7 10分〜15分

問8 10分〜15分

問2 0分〜残り時間

問4 0分〜残り時間

問5 0分〜残り時間


潔しな解く順番ですね。「できるところで点を取るんだ!」という熱い想いを感じる特化型です。


A先生曰く「英語で点数が取れない生徒は、問題を見てできそうかどうか判断して飛ばすかどうか決めるのにも時間がかかることが多い。それなら最初から飛ばしてあげたほうが長文にじっくり取り組めます」とのこと。


できない問題で云々唸りながら時間をかけるよりも、可能性が高いところで勝負しようということですね。


僕の実感値、A先生のものよりちょっとレベルが高い子向けのB先生の解き方も見てみましょう。


B先生の解き方

問2 問3 併せて5分

問6 問7 問8 併せて30分

問4 5分

問5 0分〜残り時間


B先生曰く「書けそうな単語があれば書く。なければ飛ばす」とのことです。みんな長文に時間を割くのは変わりなさそうですね。



まとめ



繰り返しになりますが、書かれている解き方と時間はあくまで目安です。


ただ、コロンブスの卵同様、指針があれば考えを追加するのは簡単。まだ自分なりの解き方が定まっていないという方は、ぜひこちらを参考に、過去問や予想問演習で自分に合う解き方を見つけてみて下さい。


最後に注意点ですが、もちろん問題自体の傾向が変更になる可能性も多分にあります。実際、昨年も変わりましたからね。


「予期せぬ事は起こる」と肝に銘じておきましょう。そう思っておくだけで、当日固まらずに済みます。


そんなこんなを踏まえて、めっちゃ手を動かしましょう。入試問題レベルの問題にガツガツチャレンジして勝ったり負けたり直したりを繰り返しましょう。今はそういう時期です。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

戦略を考えるときは俯瞰で入試問題について考える。それも、大事なこと。



「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

塾という場所が好きです。生徒の成長する姿を見るのが好きです。生徒や保護者と未来の話をするのが好きです。合格や目標を達成して一緒に喜ぶのが好きです。講師と語り合うのが好きです。教材とにらめっこするのも好きです。新しい人と出会うのも好きです。藤沢の街が好きです。ブログも、好きです。

勉強犬

「第二の家」学習アドバイザー。
世界中に「第二の家」=「子どもたちの生きる力を育てる場所」を作ろうと画策中。過去に3000人以上の生徒の個別指導経験を持つ。元広告営業犬。学生時代は個別指導塾の講師。大手個別指導塾の教室長(神奈川No,1の教室に!)・エリアマネージャーを経て、2015年ネット上で「第二の家」HOME個別指導塾を開設。

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