夏休み終盤、「早く終わらせておくんだぞ」と伝えておいた夏休みの宿題を終わらせずにいた子がいました。
なんでも東大王出演の某クイズ王が「夏休み宿題は最後の1週間で終わらせる」というのをどこかで見て、真似したくなったということでした。「じゃあ今回はそれでやってみようか」と話をしてチャレンジしてもらいました。
ただ、結果は散々。これは自分にとって都合のいいところだけ切り抜いちゃって失敗したパターンですね。なお、調べてみると東大王のその方は最近も「夏休みの宿題のコツを掴んで最後の1週間でババっと終わらせる」という考えをお話しされていました。
それを真似した彼には、その「コツを掴む」ということが足りていなかったんですね。ただただやるのを遅らせただけ。それでは東大王以上の能力がなければ失敗して当然です。
この例に限らず、世の中にはn=1(その人しか成功していない)の成功事例が溢れています。当然ですが、それをそのまま鵜呑みにするのは危険です。
今回の彼のように、それを試してみるのは大いに良いでしょう。ただ、必ずそこから学びましょう。「うまくいかなかった」で終わらせるのは勿体無いです。
そうしてだんだんとn=1の事例の中から、自分に合うものを見つけていきましょう。カスタマイズして自分オリジナルの勝ちパターンを見つけられる思考力と行動力が備わると最強ですね。
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勉強だけじゃなくて人生だってそう。
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