先日、友人が「この本いいよー」と、こんな本を紹介してくれました。ビジネスフレームワーク図鑑。
こういうの好きなんですよね。僕自身も実際に、思考を整理したり社員の研修をしたりする時なんかによく「ビジネスフレームワーク」というものを使います。
ちなみに、「ビジネスフレームワーク」とは、問題解決するための物事を考える枠組みのこと。説明といえば、ウィキペディア先生。彼はこう仰っています。
経営戦略や業務改善、問題解決などに役立つ分析ツールや思考の枠組み。MBAなどで教わることが多く、ビジネスに必要とされるロジカルシンキングや発想法などを体系的にまとめたもの。
うん、難しいですね。有名なところだと、「PDCAサイクル」や企業分析をする時に使う「3C」、起こっている現象の要因分析をする時に使う「ロジックツリー」などがあるんですが、ここが本題ではないので華麗にすっ飛ばします。詳しく知りたいという方は、ググるか僕にコーヒー一杯の時間をください。
まぁ、簡潔に言えば、「ビジネスフレームワーク」とは、考え方の例みたいなものです。
その「ビジネスフレームワーク」の一つである「重要度と緊急度のマトリクス」を参考に、お仕事や勉強で活かせるだろうと、「目標達成マトリクス」を作ってみました。これが本題です。
自身の行動をここにはめ込むことによって、思考や行動の整理ができるという代物です。ちょっとやってみましょう。
生徒のAくんは次のテストで80点が取りたいとのこと。では、80点を取ることを目標に、マトリクスを埋めていきます。
過去の自分の行動を踏まえて、「直接的」に「効果的」だと思ったものは、右上に。反対に「間接的」であんまり「効果的じゃない」と思うものは左下の枠に記入していきます。
例えばこんな感じ。
一人で難しい場合は、先生と一緒に考えてもいいですね。別に正解不正解があるわけではなくて、自分の頭で考えてそれを吐き出すことが大事なのです。考えること自体が成長に結びつきます。
記入し終わったら、それを今後の行動に活かす時です。下記の図をご覧ください。
黄色く塗られたところが、目標達成のために多くの時間をとったほうがいいことです。日々の中で、この時間を増やすことを心がけてスケジューリングをしましょう。
逆に、青い部分はなるべく時間を減らしたほうがいいことです。この部分を減らして、黄色の行動に使う時間にしたいですね。
実際にそのように行動してみて、結果がわかったら、再度このマトリクスを使って自身の行動を振り返っていきます。
これを繰り返していくことで、自分だけのオリジナル目標達成法が出来上がるというわけですね。
とまぁ、こんな感じで使っていきます。
お仕事や勉強でなかなか成果が出せないという方は、まずこういったビジネスフレームワークを使って、問題がどこにあるのか、何をすればいいのかを考えるようにしましょう。
考え方のツールのご紹介でした。ちょっと大人向けの記事になってしまいました。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
もちろん無理して使わずともオッケーです。
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