現代を生きる多くの子どもたちの勉強ができない原因として挙げられるものが、スマホ(タブレット)の使いすぎではないでしょうか。
スマホというのは、世界を代表する天才たちがそのものに時間を使うように設計したアイテムですから、子どもはもちろん大人だってその術中にハマってしまって画面ばかり見てしまっているという方が少なくないと思います。
個人的にはその状態を、その依存度と中毒性の高さから、恐れも込めて「スマホ病」と呼んでいます。スマホ病は一度かかるとなかなか抜け出せません。
下記の「内申点別勉強方法の特徴」でも挙げましたが、スマホを自分で制御できるのは一握りの子達です。もちろん、それができれば最強の味方になることは間違いないのですが、親側としてはリスクが大きいことも承知しておきましょう。
では、スマホ病にはどんな症状があるのか挙げていきましょう。スマホの受け身感と刺激の強さから、以下のような症状が報告されています。
- 睡眠不足になる
- 集中できなくなる
- 文字が読めなくなる
- 人の話が聞けなくなる
- 喋るのが下手くそになる
- すぐにぼーっとしてしまう
- 新情報が頭に残りにくくなる
- 何にもないのにソワソワしちゃう
どうでしょう。心当たりある方、もう危険です。これに加えて、時間を奪われるというのも大きな痛手です。勉強時間、コミュニケーションの時間、寝る時間、運動する時間、休む時間。これらの貴重な時間をどうかスマホに奪われないように。
なお、子どものスマホ病対策としては以下のようなことが挙げられます。
- 視界に入れないようにする
- 持たせない(キッズ携帯などを利用する)
- 使う時間を限定する(2時間ほどがオススメ)
- 使う場所を限定する(親のいる場所がオススメ)
- 友達にもスマホルールを宣言させる(何時以降は連絡つかないなど周知させましょう)
- ルールを守らない時は誰のものかハッキリさせる(親がお金を払っていることを意識させましょう)
買い与える際とスマホ病の前兆を感じた時には必ず親子で話し合うようにしましょう。その際に参考になりそうな、以前アメリカである親子が交わした「スマホの契約書」が話題になりましたね。ここにも貼っておきます。
スマホ病撲滅へ。
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時間は貴重な資源。
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