業務後、
ある教室で夜な夜な、
秘密の大人のお遊びが行われているということで、
私、危険を顧みず、潜入をしてきました。
そこで待っていたのは、
めくるめく魅惑の世界。
そうです。
お絵かきの時間です。
そこには一人の天才が居ました。
今回のテーマは「笑顔を生む錬金術」です。
六会日大前の駅前にあるその教室では、
不定期で「お絵かきグランプリ」なるコンテストが開催され、
そこで発表された作品が、
多くの生徒に笑顔と幸せ、そして時に恐怖を与えているといいます。
そしてそこに、
絶対王者として君臨し続ける男が居ます。
講師O。
別名、O画伯。
上記の「無駄に首の長いアンパンマン」を見ても分かる通り、
凡人には理解し難い、恐るべき画力の持ち主であります。
しかも、「このアンパンマン、身体の向きがおかしいよ」という生徒の指摘に、
「カメラ目線なんです」と自信満々に言い放っていました。
この男、まだまだ成長中です。
それでは、本日は特別に許可を得て、
彼の作品たちを一緒に愛でていきたいと思います。
まずはクジラ。
例を出すとすれば、こんな感じですね。
別の講師Aの作品です。見事ですね。
それでは、これを踏まえて、
王者O画伯のクジラを見てみましょう。
どん。
なぜかサボテンが乗っています。
ほのぼのしますね。
続いては、野菜。
こちらも、まずは例をご覧ください。
なんだかシュールですが、安定しています。
講師Kの作品です。
さぁ、それでは画伯の本領発揮を見せてもらいましょう。
全世界に恐怖と震撼を与える、画伯の「きゅうり」と「人参」です。
どうぞ。
言葉を無くしますね。
右の人参?からは地球以外の星の匂いを感じます。
しかし、これを生徒にアンコールされた画伯Oは、再びペンを取り、
再度「人参」と「白菜」に挑戦します。
異次元とつながりました。
さぁ、ここからは連続で参りましょう。
皆さん、心の準備はいいですか。
クイズ形式で参ります。
これ、だ〜れだ!
そうです。スヌーピーです。
身体部分の真ん中にある核のようなものが、斬新です。
手と足はまるでアメーバ状。
首も安定の長めです。
続いて、これだ〜れだ!
そうです。マリオの服着たエイリアンです。
違った。ミッフィーちゃんです。
無駄な立体感。
梅干しを食べたような口。
首も安定の長めです。
ちなみに、「この絵のポイントは?」と聞かれた画伯は、
「奥行き」と答えていました。
そして先日、なんと、
ひょんなきっかけでコンテストに参加することになった藤沢教室を代表する画伯Tと、
時代の最先端を行く天才画伯Oの、
奇跡のコラボレーションが実現しました。
お題は「ライオン」。
さぁ、世紀の対決です。
両者、圧倒的な不気味感!
色合い的にも風神雷神のような威圧感と、
竜虎並び立つような威風堂々さを醸し出しています。
流石の両雄!!
画伯Tのライオン(左)はもうこれでもかというぐらい不気味で、
修正テープが何を修正したのか全く不明です。
画伯Oのライオン(右)は顔が燃えています。
しっぽに針が刺さっていて痛そうです。
そして、どちらかというと犬に近めです。
やはり、次元が違いますね。
いかがでしたでしょうか。
「世にも奇妙な物語」を越える、
不思議で奇妙な世界へお連れできたかと思います。
でも、ここで重要なことは、
挑戦しなければ、この数々の作品は生まれなかったということ。
「私は絵が下手だから…」や、
「俺、苦手だから…」などの理由で画伯が絵を描くことを止めていたら、
生徒や僕らの笑顔は生まれなかったわけです。
失敗しない人は、何もしない人。
そうです。まさにその通り。
チャレンジは、するということが大事なのです。
「いや、僕別に苦手とか下手とか思ってないです」
画伯のこの自信が、素敵な作品たちを世に生み出す原動力なのですね。
生徒の皆さんは、もっと自信が持てますね。
何もない一枚の紙が、たった数十秒で、
みんなを笑顔にする、魔法の紙に生まれ変わる。
これって、すごいことですよね。
いつかまた、第二回でお会いしましょう。
新たな画伯の誕生も、お待ちしております!
最後に、イヤミ。
「アイヤー」とか聞こえてきそうですが、
中国拳法の達人じゃないよ。
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