こんなサイトを見つけました。
データ分析のサイトのようなのですが、その中に「100の職業で利用する数学」というコンテンツがありました。これが面白い。
画面はこんな感じ。
例えば、「分数」を使わない職業を検索すると、上記のように出てきます。
プ、プロゴルファー。たしかに、プロゴルファーにも数学の知識は必要ですよね。コース分析とかにね。
小中高生の勉強は、「使うからやる」「使わないからやらない」という類のものでもないのですが、こういうサイトは将来数学がどんなことに使われるのかを知り興味を持つには良いですよね。
理系のお仕事だけではなくて、弁護士や農場経営者や新聞記者や陶芸家やウェイター・ウェイトレスまであるの面白い。
もともとはちょっと古いデータみたいなのですが、十分楽しめます。ご興味あればぜひ覗いてみて下さい。
ちなみに、そのサイトには他にも面白い分析がたくさん。
「東海道新幹線」についてのデータや、
「シンプソンズの家系図」なんかも。
あなたの興味ある分野の分析もあるかも。
そんな素敵なサイトのご紹介でした。
ここからは余談。
途中でもちょっと書きましたが、こういう資料を見せると、「どうせ俺のなりたい職業には使わないし、なら、やらなくていいじゃん」という生徒がいるかもしれません。
「いや、将来使わなくても受験で使うでしょ」とか「内容よりもそこに立ち向かう姿勢が大切なんだよ」とか色んな返しがあると思いますが、僕が最近面白いなと思ったのは、そういった話をしていたときに、ある理系講師から出てきたこんな返し。
「あなたは明日何が起こるか想像できるのですか?」
「難しいですよね。それなのに、将来使うかどうかを判断できるとはすごいですね。ちなみに、ある調査によると、将来子どもの頃に思い描いていた職業につける人は、全体の9%というデータがあります。つまり、100人に9人です。加えて、米デューク大学の権威ある研究者であるキャシーさんという方が、2011年8月のニューヨークタイムズ紙インタビューでこう語っています」
「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」
「どんなに賢い人でも、未来は想像できないのです。その時に、この勉強内容を使わないと断言できますか?さらに、これから始まる、いやもう既に始まっている不安定な未来で生き抜くには、変化に耐えうる力が必要です。その力を、各教科や科目を通して、今あなたは身につけているのです。時には、必要だと思わないものへ向き合う力も必要かもしれません。今はその練習期間。ですから、目の前のことに精一杯の力で取り組みましょう。いいですね」
何かの参考になるかもと共有でした。
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未来は誰にもわからないけれど、考え、そのために今動くことはできる。
こんな本もおすすめ。
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