人はそれぞれ違います。
何を当たり前のことを、と思ったあなたに、もう一つ当たり前のことを。
人はそれぞれ違うから、どんな時にどんなことで動きやすいかも、やっぱり人それぞれで違います。
危機感から動きやすい人もいれば、「誰かのために!」と頑張れる人もいるし、自分が正しいと思うことのために力を発揮する人もいます。
以前、このブログでも書きましたが、人が動く5つの要素(モチベーション)をまとめると、
- 希望
- 危機感
- 正しさ
- 気持ちよさ
- 人の想い
となるそうです。人やタイミングで、これが変わってくるわけですね。
危機感で動けない人に、いくら危機感を感じさせても無意味になりがちです。
同様に、不安を感じると手が動かなくなる人が、不安ばかりに目を向けても事はうまく運びません。
受験生の失敗例として多いのは、全然不安型じゃないのに本番前に不安を大きく感じて手が動かなくなる場合や、危機感型なのになぜか「俺は大丈夫」と楽観視して、全然やるべきことに意識が向かないパターンです。こうなると自分ひとりではなかなか解決できません。
自分がどんな心の状態だと動きやすいのか、どんなモチベーションがあると動けるのかを知っておきましょう。そして、知るだけでなく活用しましょう。自分で自分を上手にコントロールしてあげるのです。
危機感型なら、データや先のことを調べて自分の中にある危機感を煽って。希望型なら、物事のポジティブな面に注目して。「誰かのために」型なら、応援してくれている誰かの顔を思い浮かべて。
そんな風に、ちょこっとだけ自分を動きやすくして、自分のパフォーマンスを高めていきましょう。
もしもそれが自分ひとりで難しいようなら、誰かに頼りましょう。友達でも兄弟でも親御さんでも先生でも構いません。例えば、あなたの親御さんやあなたを見守る先生は、なんとなくあなたがどんな時に動きやすいのか、どんなことがあった時にパフォーマンスが高まるのかを知っているはずです。
どうしても手が止まってしまうときは、あなたのことを知っているそんな誰かに相談してみましょう。あんまり自分に響いていない要素を捨てて、新しいモチベーションを得られるきっかけになるかもしれません。案外自分のことって自分じゃわからなかったりしますからね。
心も身体も、自分が動きやすい状態で、大切な準備や勝負に挑みましょう。
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それはこの先もずっと使える知識。
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