本日は、
神奈川県公立高校合格発表日。
毎年、この日が来ると、
思い出すお話があります。
実際に、生徒に伝えることもありました。
それが「人生時計」というお話。
受験というのは、
その仕組み上、
必ず合格と不合格が出ます。
うちの塾生に限らず、
全受験生には合格をして欲しいところですが、
そうもいかないのが受験です。
もしも、受験で不合格になったとしても、
当たり前ですが、人生が終わるわけではありません。
しかし、本人たちは、終わってしまうような感覚に陥るものです。
そんな時に知ってほしいお話が、このお話です。
本日のテーマは、「人生を、一日に例えたら」です。
「朝は四本足、昼は二本足、夕は三本足、この生き物はなあに?」
スフィンクスのなぞかけは、人間の一生を一日に例えたものです。
つまり、遠い昔から、人間の一生を1日に例えるという考え方がありました。
最近では、「人生時計」という考え方があります。
人生時計は、
「自分の年齢を3で割り、その数字を24時間制の時刻に当てはめてみる」
というアイデアです。自分の人生の時刻を知ることができるわけです。
今が30歳であれば、30÷3で10時、つまり午前10時です。
実はまだ午前中なのですね。
ちょっと前まで、定年年齢として多かった60歳は、
60÷3で20時、午後8時ですから、仕事を終えて家に帰っても良い時間です。
現在の定年年齢である65歳では、65÷3で21時半、午後9時半にあたります。
ちょっとした残業という感じでしょうか。多少、疲れても当然です。
高校受験を終えた、15歳の若者たちの「人生時計」は朝5時を指しています。
夜明け前。まだまだここから何でもできる。どこへでも行ける。
人生は、まだまだ続いていくのです。
ゴールは、新しいスタートにもなります。
さぁ、あなたの人生はまだまだこれからです!
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