もうすぐ新学年。
教室で毎授業ごとに生徒に書いてもらっているアンケートの裏面に、
自由記述のコーナーを設けているのですが、
先日そこにこんなことを書いている生徒を発見しました。
よくよく話を聞くと、
今のクラスが楽しすぎて、
新学年になって違うクラスになることが不安ということでした。
私にもそんなことを思った頃がありました。
この時期あるあるですね。
というわけで、
本日のテーマは「不安や迷いの使い方」です。
不安や、迷うことを、
嫌がる人も多いのですが、
ある心理学者はこう言っています。
行動したときに不安がおきるということは、
潜在意識のネガティブな体験が表層化してるということです。
これは、あなたが避けていたことに挑戦している証拠なので良いことです。
確かに、
不安な気持ちになるということは、
何か挑戦している証拠なのかもしれないですね。
また、こんな名言もあります。
迷うということは、選択肢があるということ
なるほど。
ポジティブですね。
でも、確かにどんなに幸せな人でも、
不安や迷いは消えることがない。
だったらそれは、もしかしたら、
そんなに悪いものでもないのかもしれません。
生徒のみんなだけではなく、
大人の私達も、日々不安や迷いと闘っています。
でも、自分が成長したり、
誰かを喜ばせたり、幸せにしたりするには、
不安を向き合うこと、迷いや悩みと闘うこと、
それが大事なんではないでしょうか。
今日本で最も話題の先生と言っても過言ではない、
あの殺せんせーもこう言っています。
いい先生は、迷うもの。
つまり、不安や迷いは悪いことではないんですね。
それを踏まえて、
「新学期が不安」と吐露した生徒に、
なんと言葉をかけましょうか。
私や他の先生が色々と言葉を投げかけていましたが、
その中でこんな素敵な言葉と出会いました。
変わりたくないって思うぐらいの素敵なクラスに出会えたことは、
一生の宝物だね。
確かに、クラスが変わって、周りに居る人が変わることに、
不安はものすごく多いと思うけれど、
もしかしたら、あなたにとって、2つ目の宝物が見つかるかもしれない。
それはすごく楽しみだね。それに、ずっと、一つ目の宝物は、減ることはない。
講師の一人がそうアドバイスしていました。
生徒も嬉しそうでした。素晴らしい。
不安や迷いは、きっと消えないもの。
だからこそ、自分に合った付き合い方や、心持ちを、
色々な経験を通して、学びましょう。
たった自分の考え方一つで世界は変わる。
さぁ、今日はいいお天気。
心持ちを変えるには、絶好の日ですね。
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