湘南T-SITEで素敵な本と巡り会いました。
その名も「世界でいちばん素敵な科学の教室」。
科学は少しずつ少しずつ世界の成り立ちを解き明かしてきました。そして、それが真実と考えられるようになりました。しかし、それまでの考え方が1 8 0 度ひっくり返るような、大きな発見が科学の歴史にはいくつもあります。そんな科学の歴史をたどるのが本書です。本書の前半では、科学に大きな革命を起こした、アインシュタイン(相対性理論)、コペルニクス(地動説)、ニュートン(万有引力)、ダーウィン(進化論)、ワトソンとクリック(DNAの構造解析)を取り上げます。続いて、おおよそ年代順に科学者たちの偉業を俯瞰していきます。
科学が解き明かしてきた世界の謎を、綺麗な写真とわかりやすい解説で、丁寧に説明してくれています。
万有引力や運動の法則の発見、微分積分の発明などの偉大な業績を打ち立て、「プリンキピア(自然哲学の数学的原理)」を刊行したアイザックニュートンは、こんなことを言っています。
「私が遠くを見ることができたのは、巨人たちの肩の上に乗っていたからです」
この本では、そんな巨人たち自身のことやその偉業が次々と紹介されているのです。
例えばほら、こんな風にね。
僕らもどんどん巨人の肩の上に乗っかって、より広い世界を探検しにいきましょう。
また、本書を彩る目を奪われるほどの素敵な写真の数々を楽しむのもいいでしょう。眺めているだけで癒されます。
さらに、読み物としても面白い。「うんうん、たしかにそれ気になってた!」というような疑問を先回りで次々と浮かべてくれるので、ページを捲る手が止まりません。
各偉人たちの説明も、物語仕立てになっているところもあって、なんだか親近感が湧いてきます。「え、この人凄い人じゃん!」とか生徒もワクワクしながら読んでくれていました。
アインシュタイン、ダーウィン、レオナルドダヴィンチ、コペルニクス、ターレス、アルキメデス、ガリレオガリレイ、フック、ホーキング…さらに多くの偉人に本書の中で出会って、知的好奇心をガンガン刺激してもらうのもいいですね。
加えて、付録ページも好き。
日本人ノーベル賞受賞者をまとめてくれていたり、
化学年表があったりします。
どうでしょう、一家に一冊、科学のお話のお供に。
「え?科学の話なんてしないよ」という方は、逆にいいきっかけになると思いますよ。
誰かに話したくなってたまらない情報が、ここには詰まっています。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
ワクワクしながら読むのが最高!
0コメント