本屋は僕にとって楽園です。
楽園に行くと、他の目的で行ったのにも関わらず、ついつい素敵なものを見つけてしまって、持って帰ってきてしまいます。あ、もちろんお金は払います。
今回も、そんな楽園で出会った楽しく学べる良書のご紹介です。
正直私、はたらく細胞、お試しの1話しか読んだことないのですが、それでもこの本は楽しめたので大丈夫です。
そもそも漫画「はたらく細胞」とは?ウィキペディア先生、お願いします。
『はたらく細胞』は、清水茜による日本の漫画。『月刊少年シリウス』にて、2015年3月号より連載中。2014年に行われた第27回少年シリウス新人賞の大賞を受賞した読切作品『細胞の話』を連載化したもの。作者初の連載作品。2016年宝島社『このマンガがすごい』7位。 人間の体内にある細胞を擬人化した作品。
こちら公式サイト。試し読みもできます。
白血球、赤血球、血小板、マクロファージ、記憶細胞、キラーT細胞、NK細胞、B細胞、マスト細胞…etc.人間の細胞の数、およそ60兆個! 彼らは皆、体の中で休むことなく働いている! 体内に入ってきた細菌・ウィルス・異物には徹底抗戦! そこには細胞たちの知られざるドラマがあった!シリウス新人賞出身の清水茜が描く、細胞擬人化ファンタジー!
アニメもある。
アプリもある。
え、めっちゃ面白そうじゃん。と、食い入るようにyoutubeを見てしまいました。
ちなみに、公式HPでは人間の細胞の数、60兆個と書いてありましたが、最新の研究ではおよそ37兆個ということがわかっているそうです。37兆個あるんですね。うん、それってどんぐらいでしょうね。
「小学校高学年〜中学校レベル」の文言に惹かれて購入しましたが、漫画「はたらく細胞」感は最後のキャラクター紹介兼リアル写真図鑑ぐらいで、他は真面目にわかりやすいイラスト付きで細胞や各器官について説明してくれています。意外と真面目なしっかりとしたつくりで、中2でやる生物の導入にいいかも。
章立てはこんな感じ。
- 第1章「細胞ってなんだ!?」
- 第2章「肺と心臓」
- 第3章「消化と吸収」
- 第4章「五感」
- 第5章「はたらく細胞リアル図鑑」
怒られない程度に、中身を覗いてみましょう。
写真が多用されていて、わかりやすい。
イラストも多用でわかりやすい。
説明も簡潔。
漫画を知らなくても楽しめました!
正直、教科書やワークと書いてある内容やイラスト自体はそんなに変わらないと思うのですが、身にまとう「雰囲気」が違うんですよね。なんだか簡単そう。なんだかわかりやすそう。なんだか楽しそう。そんな心持ちにさせてくれる、素敵な本でした。
最後に、素敵なメッセージも。
おいしいものを食べたり、深呼吸をして新鮮な空気をめいっぱい吸いこむ行為でさえも、様々な細胞の一つ一つを躍動させることにつながる。
細胞って、目にはなかなか見えないけれど、とっても身近にあるものだから、わかったり感じたりできたら、きっともっと学びが愉快になるかもね。
君を守ってくれているものたちのお話。
あと、たった5巻までしかないから、漫画を読んでみようと思いました。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
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