6月の各中学校のテストが落ち着いてきました。
頑張った成果が結果に出た者、頑張ったけど思ったような結果に結びつかず悔しい思いをした者、ただ、皆良かった点は自信にして、詳しい部分は糧にして、また前に向かって歩き出してくれたように思います。
6月は毎週土曜日を自習解放していたのですが、その様子を見ていて思ったことがあるんですよね。
一度、ツイッターでも呟きました。
午後は自習解放。みんな集中して勉強していた。緊張感漂う中で、その空気に引っ張られるようにして、勉強が苦手な生徒もいつになく集中してくれた。初めて来た子の保護者からも「スーパーウルトラ集中できたそうです」とLINEが来た。嬉しい。個別指導でも、こういう「場」って大事なんだよね。
— 勉強犬 (@homekobetsu) June 8, 2019
そうそう、これこれ。
うちは個別指導ではありますが、生徒たちが創る場の空気というものを大切にしています。
彼らが素晴らしい空気感を創る時があります。凛とした空気。
あの張り詰めた緊張感。物音一つ鳴らせないような静けさ。そんな「しん」とした空気の中に、響くペン先の音。そうやってみんなが一生懸命勉強している姿を見る時に、「この中だったらそりゃ成長するよな」とふと思うわけです。
逆に、その空気が乱れそうな時に、声を掛けたり注意をしたりするのが自習教室での僕の一番の役目。見ていると次にどんなことするか、ある程度わかるんですよね。まだまだ集中が続かない子もいますからね。
でも、そんな子でも、その空気の中に入ると、つられて姿勢が良くなるんです。これは一人でやってちゃ絶対に感じられないもの。凛とした空気を感じ取り、凛とした空気に触れ、凛とした空気の中に入ることで、凛とした姿勢に近づいていくわけですね。
まだまだ危なっかしい生徒には、先に「集中が切れていると思ったら、こういう合図送るからな」とルロイ修道士ばりにサインを伝えておけば、姿勢が乱れてきた時に声を出し注意をして空気を壊すのも防げます。
みんなで創る空気。その「みんなで創っている」というのが、僕は好きです。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
凛とした空気の中だからこそ、見えてくるものもある。
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