以前このブログで、
「beの理論」というものをご紹介しました。
「beの理論」とは存在承認。
あなたはあなたのままでいいよ。
ここに居るだけでいいんだよ。
そういった無条件の愛のメッセージを伝えることは、
その子の自信や自己効力感、やる気に繋がるというものです。
教育業に携わる僕たちにとって、
忘れちゃいけない大事な考え方です。
でも、そんな理論を知っている僕でさえ、
自分と他人を比べて落ち込んだり、
自分なんて居ないほうがいいかもなんてふてくされてみたり、
あとで思い出すと笑っちゃうくらいネガティブになることがあります。
そんな時に励ましてくれる、
素敵な詩を【心に響く応援歌】として、
本日はご紹介したいと思います。
ジョナサンズというバンドの、
「花」という詩です。
まずはこちらをご覧ください。
僕の摘んだ花を
誰かが摘むことはできない平等に見える時の中でも
与えられた一秒の中身はきっと
オリジナリティに溢れている
君の浮かべた想いを
完璧に理解できる人なんていない
果てなど何処にもない
こんなに広く深い世界を探しても
君と同じは居ないから
人によって違う幸せの種は
やっぱり違う土や水や栄養で育っていくはずだから
取り合わなくていい 争わなくていい
僕らは最初から違う花を咲かせようとしている
花畑は一つも枯らさずに満開にすることが出来る
僕の摘んだ花を
誰かが摘むことはできない
だけどほんの少し
そこにやさしさが在れば
それを君に渡してさ
お返しに違う色の花を貰えるね
人によって違う幸せの種は
やっぱり違う色や形や種類の花を咲かすから
比べなくていい 認め合えればいい
誰もが育てられる花はそれぞれ自分の色だけだけど
ただつながるだけで驚くほど綺麗な花束が創れるんだ
トイレの壁に暇つぶし用に貼ってあったこの詩を見て、
「なんだかよくわからないけどいいこと言ってるっぽいね」と言った
中学二年生の男の子が居ました。
「そのコメントもなんだかよくわからないけどいいこと言ってるっぽいな」
と笑いながら突っ込みましたが、
きっと、彼や僕やそしてあなたが、
今ここに居ることは、
「なんだかよくわからないけどいいこと」なんじゃないかなぁと、
ぼんやりと、思うのです。
でも僕は花粉症なので、
花たちにもやり過ぎは注意したいです。
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