よく勉強が苦手な生徒が言う「勉強ができない」という言葉を分析してみましょう。
そこに含まれているのは、「わからない」「つまらない」「やりたくない」などのネガティブな要素。
適切なものを適切なやり方で適切な量やると学力は上がっていきますから、「勉強ができない」という方は、それらのネガティブ要素に押されて、適切なものを適切なやり方で適切な量できていないということになります。
まぁ、不得意なものや嫌なイメージのものに手がつかない気持ちというのは、大人の僕でもよくわかります。その気持ちのせいで、やらないからどんどん下手になっていって、結果も出ないし、本気になれるタイミングを見逃しちゃうんですよね。
ちょうど先日こんな記事も書きました。
ただ、その気持ちや行動を「どこかで変えないと!」と自身が思っているのなら、まだ芽はあります。本日はそんなあなたに一つオススメの方法をお伝えしましょう。
ご紹介するのは先日見つけたこんな記事。
学校時代の嫌な経験と難しいことを勉強するのは大変に違いないという単純な思い込みのせいで、勉強は眉をしかめ多大なストレスを感じながらするものだと思っている人がほとんどです。でも、科学によれば、新しいことを速く習得したいときは、学習に集中してしかめっ面になるよりも、笑いながら楽しく学ぶほうが、勉強ははかどるようです。
なるほど、なるほど。確かに、個人的にも楽しく学んだものの方が頭に残りやすい実感はあります。
感情とセットになると、情報は記憶に残りやすいといいます。例えば、「楽しい」とセットになった勉強内容は思い出しやすいそうです。
ただ、問題を解きながら一問一問に感情を入れていく作業って難しいですよね。なんなら問題を解くよりも難しいかもしれません。
だから、僕らの脳の修正を逆手に取るのです。
僕らの脳は、自身の行動から感情を後付けする傾向があります。
つまり、「泣いている」と「悲しく」なったり、「笑っている」と「楽しく」なったりするんです。
近年のスポーツ界でも、「緊張した場面であえて笑うことで緊張が緩和してベストパフォーマンスができるようになる」という教えがありますよね。あれと似たようなものです。
問題を解く前に一笑い。「俺、こんな強そうな問題を解くんだなぁ。ワクワクすっぞ」
問題を解きながら一笑い。「私、今成長してる!すごい!私、今成長してる!」
問題を解き終わって一笑い。「やる前は全然興味なかったけど、やってみたらわかった。やっぱり全然興味ない」
理由はどんなものでも笑っているだけで脳が「お、この勉強ってやつ、そんなに嫌いじゃないんかな?次やるときはちょっとやりやすくしたろ」みたいな感じで次回の勉強をする際の背中を後押ししてくれるはずです。
そうやって量が増えていくと、学力は上がっていきます。
それに、冒頭の記事にあった通り、効率も良くなるんですから一石二鳥ですよね。
さぁ、「勉強ができない」と嘆くあなた、まずはにやにやしながら勉強を始めてみるのはどうでしょう。
最初はとってもあやしいですが、だんだん本気で笑えるようになるといいですね。
今回は、笑顔での勉強のススメでした。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
そこで心の力を蓄えておくと、敵が強くなって笑えないときも、力になってくれると思うよ。
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