「世界史って社会に出てから役にたちますか?」
そんな問いに、「基本役に立たないですよ」と返すムンディ先生。そんなざっくばらんさが好きです。
以前の記事でも少しご紹介しましたが、改めて書いておきましょう。
ムンディ先生は、高校の先生でもある異色のYouTuber。
『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』という本を2018年に出版されました。
これがね、すごく面白かったんですよ。
各々の地域別で進んでいく物語。それがある時を境に結びつき、さらに大きな物語へと続いていく。まるでFF6のような構成でした。え、まるでがわかりづらい?ぜひやってみてください。もしくは『FF6が僕に教えてくれたこと』の記事をご確認ください。
歴史は、エンターテインメント。
映画や漫画や小説と同じです。楽しめれば、自然に語句や登場人物は頭に入ってくるでしょう。悟空、ベジータ、トランクス、魔人ブウ、ヤコン…ほらね、僕ドラゴンボール大好きなんです。歴史の偉人たちが、そんな風に「興味の対象」になれば話は早いですよね。
苦手な人にとってはただのカタカナの羅列になってしまう偉人たちの名を、「興味の対象」へと引き上げてくれる、そんな教材が『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』です。
教室に置いといたら何人かの保護者や生徒が手に取り読み、そのうち2人は購入していました。出版社さん、なんかください。
そして、先月、そんな教材にまつわる、驚くべきニュースが飛び込んできました。
日本史版が出ます。
タイトルと写真でネタバレしてるやんという事実はさておき、そうなんです、日本史版が出たんです。すぐさま買いましたよね。
一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書。やっぱり読み物としても面白い。世界史とあわせて教室に置いておきます。ありがとう、ムンディ先生!文化史編、地理編、公民編も楽しみにしてます! pic.twitter.com/dxb2Apc6kG
— 勉強犬 (@homekobetsu) September 14, 2019
これまたやはり面白い。
時の権力者たちを「主役」におき、日本を舞台にした壮大な物語が、古代から現代までをひとつなぎに、わかりやすい解説とともに展開されます。ワンピースですね(違う)。
中学生なんかは「あらすじ」ページで大枠だけ知っておくのもいいかもね。文中に年号は出てきませんが、付録として年号表もついています。巻末に文化史もまとまっています。
教科書とは違い、話があちこちに飛ぶこともなく、一本大筋を丁寧に描いてくれるこの本が、きっとあなたの「興味の扉」を開いてくれるはずです。
日本という名の、わくわくどきどき波乱と喜びと悲しみに彩られたストーリー。
そこに秘められた多くの謎や、人々の想いが、本書ではわかりやすく記されていますからね。それはきっとあなたの学びを大いに深めてくれることでしょう。
ぜひ本屋で探してみてください。装丁も綺麗でテンション上がります。オレンジ、うちのイメージカラーでもあるんです。
素敵な本のご紹介でした。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
面白がって学べたら最高じゃんか。
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