こんにちは、勉強犬です。
いきなりですが、先日ね、親知らずを抜いたんです。
「抜かなくても今のところいいけど、抜いておいたほうがいいよ」ってな言われ方だったので、後回しにしようかとも思ったのですが、
突然「明日野郎は馬鹿野郎」という誰かの名言が夢に出てきて、抜く決心をしました。
でもね、歯医者行くの面倒くさい。
行くのもそうだし、保険証の準備とか、現金でしか決済できないこととか、もう全部面倒くさい。
出ました、生徒たちの中でもたまに流行る面倒くさい病です。
僕は経験上、この病に対抗する術を知っています。やり方は簡単。
予約しちゃうんです。歯医者さんにすぐ電話して予約です。
電話口で、「うちは予約は受け付けてないんですよ」と言われても、めげずに自分の予定に予約です。iPhoneのカレンダーアプリに入れます。妻(第三者)にも宣言します。
実は歯医者当日は大雨でしたが、ここで行かねば男が廃る!と、プライドや使命感が僕を突き動かしてくれました。やる気は以前0のままです。むしろ着く頃にはマイナスです。
でも、人間って、一度自分で決めたことを覆すのって無意識的に嫌がるんですよね。
こうして、僕は無事にやる気に頼らずに歯を抜くことができました。ちょっぴり怖かったけど。
うん、何の話や?と思っている方も多いかと思いますが、つまり、僕が言いたいことはこういうことです。
ホメオスタシスの動画でも説明しましたが、やる気は上がれば下がるもの。やる気に頼って何かを始めようとしても、面倒くさいウィルスにやられるだけです。
その面倒くさいの壁を突破するには、「やる気ではない何か」が必要です。
それは、習慣の利用だったり、今回のように「予約しちゃう」とか「誰かに言っちゃう」とかでいいと思います。
勉強だったら「塾に行く」とかかな。あと意外とオススメなのは、「口にすること」です。「僕は勉強を今からやる」と言葉にして口に出すと、自身の中の無意識がその状態を作ろうと頑張ってくれるので、その状態が作りやすくなります。ちょっと嘘くさいですが、試してみてください。
大切なのは、自分がやる気がなくとも、何かを始められる方法を知っておくことです。
一度やり始めれば、脳のやる気を司る部位が刺激されて、やる気をドバドバ注入してくれるはずです。面倒くさいウィルスは自然に死滅していきます。
そして、やり始めたそこにも大事なポイントがあります。それは、やり始めたそこで、なるべく多くの成功体験を手に入れましょう。楽しいとか嬉しいとかプラスの感情でもいいですね。それらを集めて、次への糧にするのです。
あなたが保護者の方で、子どもがよく面倒くさい病にかかるような行動をしていたら、それが続けて欲しい行動だとしたら、この成功体験やプラスの感情を与えられるように工夫しましょう。褒めたり、承認したり、話を聞いたりするわけですね。
間違っても、負の感情を与えるような言葉や行動をしてはいけません。どんどん面倒くさいウィルスが増殖してしまいます。必ずポジティブな言葉かけや行動をお願いします。
これを続けていくことで、面倒くさい病の発症を防ぎやすくなります。
まとめましょう。
何か始めようとしたときの、面倒くさい病への対抗策
- やる気じゃなく他の方法で始める
- やっているとやる気が出てくることを知っておく(だから、大丈夫!)
- 成功体験を積んで次回の発症を予防する
まだ親知らずが2つある僕に向けて書きました。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
虫歯みたいに、あいつらすぐ増えていくからね。
でも、戦って勝っていくと、こうなるよ。
勉強していると随所に現れる「面倒くさい」との度重なる戦いに、ちょっとずつ勝利を重ね経験値を増やしていくと、いつの間にかその面倒くさい達は君の当たり前になり、更には随所で君の成長を助ける心強き仲間となるだろう。まずは一つずつ倒していけ。
— 勉強犬 (@homekobetsu) November 1, 2019
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